出版社内容情報
みんな等しく生まれました。でも、世の中には様々な人が暮らしていて、思いも様々です…人権について語りかける絵本。
内容説明
自由であること、平和であること、ぼくたちはどう生きるか。
著者等紹介
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年埼玉県生まれ。シンガーソング絵本ライター。保育園に5年勤務した後、バンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。1995年『さつまのおいも』で絵本作家デビュー。『ないた』(絵・長新太 金の星社)で日本絵本賞大賞受賞。2020年、YouTube「見えるラジオ」開始。2022年に日本童謡賞特別賞を新沢としひこと受賞。2023年3月~5月、全て中川の楽曲によるミュージカル『DADDY』に出演
松田奈那子[マツダナナコ]
1985年、北海道の江別市出身。画家・絵本作家。2012年第1回MOE絵本グランプリ受賞後、『ちょうちょ』(文/江國香織 白泉社)で絵本デビュー。2020年公開のアニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』では劇中画を手掛けた。造形教室やワークショップも多数おこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MI
76
私たちはみんな同じで、お母さんから生まれた。いろんな考え方があって、お金持ちになりたい、自由であったらいいと人それぞれ。自分勝手な自由がいきすぎると戦争になる。せっかくだからみんな仲良く暮らしたいよね。どうしたら仲良くなれるだろう!?自由と尊厳の絵本2024/07/23
のんたろう
5
人権についての絵本。隣に座って語りかけてくるような言葉には押しつけがましさはまったくなく、静かに語りかけるように胸に響いてくる。「きみたちへ」ではなく、「ぼくたちへ」。「この世に生を受けたぼくたちは みんな等しく、生きていい」けれど、「それが、むずかしい。なかなか むずかしい」ことも認めた上で、「千載一遇、せっかく、ここに居合わせたのですから ぼくたちは、なかよくしていきたいものです。」世界中で争いが起きている今、胸を痛めている多くの人に寄り添ってくれるような絵本。絵もあたたかい。2024/11/05
NOYUKI
1
中川さんの詩のようなテキストがほんとに素敵。優しく、そしてはっきりとたぶん正しいことを説いている絵本だと思うな。2024/11/13
チタカアオイ
1
【図書館】2024/09/06
NOYUKI
0
いろいろな生き物がいるんだなーって。この写真を撮るために移住ってすごいなー2024/11/13