内容説明
新潟水俣病の裁判と原因調査に潜む“まさか”の事実を追う―。第三弾となる本書では、裁判官の偏向や国家によるシナリオの存在を明らかにし、真相に迫る。前二冊を土台に、複雑に絡み合う真実を解き明かした力作。
目次
第一章 猫は知っていた(猫は知っていた(1)
下山の患者は川魚を獲れる状況ではなかった ほか)
第二章 学識者の迷走と葛藤(椿教授の不運;椿教授はどこまで知っていたか ほか)
第三章 茶番劇だった第二四回口頭弁論(第二四回口頭弁論;茶番劇だった口頭弁論 ほか)
第四章 裁判官の資質を問う(裁判にはシナリオがあった;桑野家の猫の死 ほか)
第五章 新潟水俣病は国家犯罪という公害である(国家対昭和電工;行政も「初めに結論ありき」だった ほか)
著者等紹介
田中清松[タナカセイマツ]
1944年生まれ。新潟市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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