内容説明
人生の軌跡をたどり紡がれた言葉の数々が、新たな発見を誘う。言葉が持つ牽引力に導かれ、心の奥深くまで旅をする詩集。力強くも繊細な詩の世界に触れ、あなた自身の内なる声を感じてください。
目次
昆虫記
ポピー
歩く
斎藤別当実盛
蜜柑の花
積乱雲
声
背戸の小川
古き詩集
特急 はつかり
夜盗虫
雨つばめ
泣き虫語り
入道雲
はやる季節
電線
目
時
冬 近し
カナメモチ〔ほか〕
著者等紹介
奥富和泉[オクトミイズミ]
昭和19年4月17日東京は目黒の生まれ、川越育ち。学習院大学卒業。最初にやった仕事は、トヨタ商用車の陸送員。これが生涯の職業となった。三十才の時京都に移住を志すも、二年を経ずして川越に戻る。それからの三、四年は、都内の広告制作会社で、コピーライターとして働く。が、仕事がイヤになり、又元の陸送員となって以後は、請負契約先からクビを言い渡されるまで働き続ける。その間の事情は、先の「駆動輪について」でも触れておいた。七十才を過ぎてから詩作を始め、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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