内容説明
日本・韓国・中国・ロシア4カ国の小学校教員による「出前授業」は、人と人の心を紡ぐ素晴らしい試みになった。日本海を越えて確実に歩み始めた国際授業交流での先生と子ども達の「喜び・戸惑い・悩み・発見」を軽妙なタッチで描き、アジアにおける共生社会づくりを模索する。授業者の思いや学習指導案も掲載。
目次
1 四カ国の小学校の先生による挑戦(小学校の環日本海時代;環日本海授業交流の歩み ほか)
2 韓国の小学校との授業交流(トップバッター;韓国での初授業 ほか)
3 中国の小学校との授業交流(リュウ先生一行の来日;日本の先生による中国での授業)
4 ロシアの小学校との授業交流(ウラジオストクへ出向く;ロシアから先生が来日)
5 環日本海授業交流の有効性(より良い授業づくりへの刺激;授業の国際基準づくり ほか)
著者等紹介
雨宮洋司[アメミヤヨウジ]
1940(昭和15)年静岡県生まれ。富山商船高専名誉教授、専門は海運経済学、港湾論。東京商船大学商船学部航海学科を卒業後、外国航路の航海士を経て富山商船高専教員。帆船「海王丸」の富山県誘致と環日本海関係学科(国際流通学科)新設に寄与する。のち富山大学大学院経済学研究科を修了し、2000(平成12)年から同大学教育学部教授。02年から同学部附属小学校長を兼任し、環日本海交流、ボランティア教育実習、大学教員の小学校出張授業などの新施策に取り組む。06年3月定年退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 上場会社法