出版社内容情報
長年の親友と、仕事仲間が死んでしまった。子育ても終了しどこかぽかんとする日々。でも、代わりがいないから人の出会いはすばらしいのだ――。コロナで隔離生活を送り、海で光と水にまみれ、動物の世話をしながらこつこつと書いていく。「人の無意識に対して美しいものを見せられる」ような小説を。困難な時代、心の止まり木になる傑作エッセイ。
【目次】
内容説明
長年の親友と、仕事仲間が死んでしまった。子育ても終了しどこかぽかんとする日々。でも、代わりがいないから人の出会いはすばらしいのだ―。コロナで隔離生活を送り、海で光と水にまみれ、動物の世話をしながらこつこつと書いていく。「人の無意識に対して美しいものを見せられる」ような小説を。困難な時代、心の止まり木になる傑作エッセイ。
目次
2022年6月~7月(謎も意味もない;備える;魔法 ほか)
2022年8月~10月(人生を彩る光の粒;コロナ期良し悪し;己のことを言いたいのではなく、それぞれのそれを考える回 ほか)
2022年11月~12月(成り立ち;コロナか;ひとりで ほか)
著者等紹介
吉本ばなな[ヨシモトバナナ]
1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年「キッチン」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞、22年『ミトンとふびん』で谷崎潤一郎賞を受賞。海外での受賞も多数。noteにてメルマガ『どくだみちゃんとふしばな』を配信中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。