内容説明
猛烈なスピードで変化し、混乱を極めた幕末。吉田松陰は、プリズンライフをエンジョイして牢獄を学校にしちゃうし、勝海舟は幕府を「オワコン!」って言っちゃうし、坂本龍馬が新時代の構想をパーフェクトに語った噂は嘘かもしれないし。超フクザツで、その分ドラマチックな時代を、「圧倒的に面白い」「わかりやすい」と評判の超現代語訳で一気読み。
目次
敷かれたレールの上を歩いてたらブッ壊れ始めたんです―幕末とは「江戸時代の末期」のこと。この頃の世の中の感じ、まず最初に知っておいて!
第1章 長い鎖国が解かれ、日本が開かれるとき(漆黒が来た!え、なに?…「オトモダチニナリマショ」って言ってる!―みんな知ってる「黒船来航」。コレで日本は、「鎖国」をやめました!;映画ヒットして聖地巡礼してんのかってくらい来る―外国と貿易をするための条約を、日本、どんどん結んじゃう!;エモい先生とアドバンス大名―幕末のカリスマ天才、吉田松陰の登場。そして、西郷どんが慕う“島津テクノロジー斉彬”サマのご活躍。 ほか)
第2章 混乱、混迷、ぐっちゃぐちゃ(海と雪のサムライ―“桜田門外の変”で、悪名高き井伊直弼、暗殺さる。井伊亡きあとの幕府に変化が!;第7話 「オレたちが?合体!?」 忍び寄るエコノミッククライシス―日本の経済が一気にボロボロに…。一方で、公武合体がぐいぐい進む。;スレ違い、カン違い、ウソ、ケンカ。コメディでもラブストーリーでも100点―いよいよ明らかになる“あるウワサ”。そして、寺田屋事件に生麦事件。時代はますます血なまぐさく… ほか)
第3章 新たな時代の足音が聞こえる(武勇伝あるある 「1対○○人」を大人になってやってみた―高杉晋作VS長州藩政府。晋作は、なんでこんな無謀ができたのか?;勇者と魔王が手を組んだ―見せ場中の見せ場!坂本龍馬は、薩長同盟成立の裏で、何をどう動かしていたのか?;巨大な権力、下から頼むか?横から倒すか?―「薩摩・長州VS幕府」の構図がクッキリ。薩長が「徳川ぶっ潰そう」としてるから、土佐の龍馬さん、平和な革命を画策。 ほか)
著者等紹介
房野史典[ボウノフミノリ]
1980年岡山県生まれ。名古屋学院大学卒業。お笑いコンビ「ブロードキャスト!!」のツッコミ担当。無類の戦国武将&幕末好き。YouTube(スタフリ)で配信している歴史の講義が分かりやすいと評判で、子供たちへの授業も人気。著書は専門家からの評価も高い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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