人間科学叢書<br> 自我同一性 - アイデンティティとライフ・サイクル (新装版)

人間科学叢書
自我同一性 - アイデンティティとライフ・サイクル (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784414402469
  • NDC分類 141.93

出版社内容情報

◇ 解 説 ◇
著者の基本概念は,精神分析的自我心理学の流れの中に歴史・社会変動と自我の出会い,現代の自我の病理を把握する基準を人間の科学として定着させ,豊富な臨床例を通して自我同一性理論の独創的な体系を確立す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

14
自らが欲しているわけでもない他者の情報が頭上から滝のように降り注ぎ自分自身の姿すらおぼろげになってしまう現代においては、アイデンティティの確立にもある種のテクニックが必要なんだろう。古い本なのでそのまま今に当て嵌まらない部分もたくさんあるけれど、大抵の人はみな自我に目覚めた瞬間に「自分とはなんぞや」という問いに刺されその問いと格闘して成長してきたんだなと知ることは自分が考えるときの力と助けになる。自我はきっと死ぬ寸前まで創り上げていかなければならないこの世に二つとないオリジナルで尊いモノだ。磨き上げよう。2021/03/18

たまネギ子

4
面白かった。直訳すぎて意味不明なところも多かったが・・・。 自分のアイデンティティに確信が持てないと、漠然とした不安や孤独感にとりつかれて、次世代を生み育てたいと思うところまで、心が成熟しないらしい。うーん、現代人の病だ。2018/04/07

カラクリ

1
直訳過ぎて訳が分からなかったので、サラッと読んだ。 目的は、正常な自我を持つためには何をすればよいのか知るためだったが、 適切な時期に適切な危機を乗り越える必要がある、、、と理解した。(それぞれの危機の内容は略) じゃあ、危機を乗り越えられなかった場合とか、適切な時期じゃなかった場合どうしたらよいのかはわからなかった(書いてあるのかもしれないがわからなかった)。 どちらかと言うと原因論的で、大人になるまでに自我が持てるかどうかは決まっている、という印象を受けました。2018/11/23

STEM読書会

0
時代背景が違いすぎるせいか言っていることがよく理解できなかった。2020/01/16

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