内容説明
世間の多くから「昔からエリートだった」と思われている日本を代表する企業家・三木谷浩史は、実は相当な悪童だった。問題児だった。平均以下の成績。有名私立中学退学。熱中したのはテニスだけ。教師を悩ませ、手をわずらわせ続けた。だが少年は両親の愛に包まれて成長した。本人、両親、そして関係者への取材を経て、初めて明らかにされた実像。
目次
1章 三木谷浩史を教育した父と母の考え(初めての鮮やかな記憶;小学校時代の通信簿 ほか)
2章 三木谷浩史が選び取ってきた道(日本興業銀行へ;俺が頭取になる頃、この銀行はない ほか)
3章 実業家が世の中を変えていく(地域への貢献を考えて―東北楽天ゴールデンイーグルスの誕生;「楽天経済圏」という、途轍もないスケールの発想 ほか)
4章 ヒーローだった父との永訣(人生に必要な知恵はすべて父親から学んだ;父との永訣 ほか)
5章 三木谷浩史が描く教育とは(ファンダメンタル・シンカー、ハンターとファーマー;教育の定義自体が今、変わろうとしている ほか)
特別付録 家族の会話「日本よ再び海洋国家になれ!」
著者等紹介
山川健一[ヤマカワケンイチ]
1953年千葉市生まれ。77年「鏡の中のガラスの船」で群像新人文学賞優秀作受賞。著作は百冊を超える。2019年まで東北芸術工科大学文芸学科教授、学科長を務める。次代のプロ作家を養成するオンラインサロン「『私』物語化計画」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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