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ジュリアン・アサンジ自伝―ウィキリークス創設者の告白

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784054053694
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

複雑な生い立ちからウィキリークス立ち上げ、さらには性的暴行疑惑にいたるまで、人生を赤裸々に語った、はじめての告白本!

内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者であるジュリアン・アサンジが、みずからの複雑な生い立ち、コンピューターとの出会い、ハッキング、ウィキリークス立ち上げ、さらには性的暴行疑惑と逮捕収監にいたるまで、赤裸々に語った初の告白本!

【著者紹介】
1971年生まれ、オーストラリアのジャーナリスト、インターネット活動家。内部告発および漏洩情報を伝えるウェブサイト「ウィキリークス」の創設者、編集長として知られる。

内容説明

自らの複雑な生い立ち、コンピュータとの出会い、ハッキング、ウィキリークス立ち上げ、さらには性的暴行疑惑にいたるまで、赤裸々に語った衝撃の告白録。

目次

独房
マグネティック島
逃亡
はじめてのコンピュータ
サイファーパンク
告発
数学が導いてくれた未来
ウィキリークスの誕生
寒い国から来たサイト
アイスランド
「正義」の殺人
オール・ザ・“エディターズ”メン

著者等紹介

アサンジ,ジュリアン[アサンジ,ジュリアン][Assange,Julian Paul]
オーストラリアのジャーナリスト。機密情報漏洩と内部告発のサイト「ウィキリークス」の創設者にして編集責任者。1971年生まれ。2010年、タイム誌の『読者が選ぶ今年の顔』第1位に選ばれ、シドニー平和財団の『正義の金メダル』を受賞。ル・モンド紙の『今年の顔』にも名前が挙げられた。さらに、アムネスティ・インターナショナルUKメディア賞、サム・アダムス賞などを受賞。2011年には、ウィキリークスがノーベル平和賞の候補に選出された

片桐晶[カタギリアキラ]
翻訳家。児童書からビジネス書など幅広いジャンルをこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

16
2011年初出。僕と同い年の彼。無視はできない存在。日本では内部告発は組織社会ゆえに困ったこと、タブー視されてきた経緯がある。彼の生い立ちは、わたしのおじさんがそうであるように、エンジンをバラバラにしはじめて、仕組みを解明することに興味を抱いたようだ(32頁)。構造。秘密を暴く(33頁)資質があった。日本では秘密保護法を急いでつくったが、こうした秘密を巡るTPPなどの問題をこれからどうするか。彼も本の虫で本は磁石(37頁)と語る。不正を追及(163頁)。企業にとってヤバくても社会に害悪ならば出すしかない。2014/02/13

よく読む

6
すごい!こんな人がいるのか。伝説のような生き様だ。幼少期、活動家の母に連れられ、ハッカー集団をつくり、NASAやペンタゴンのシステムに紳士的にアクセスた。定住せず、金もない。数冊の本とパソコンしかない生活をした。権力の解体を幼いころから希求し、テクノロジーでそれを成し遂げられると信じていた。彼の作った完全匿名のウィキリークスは既存の報道機関が報道を恐れるものを公にした。ロシアの賄賂、イラク戦争での無辜の民の虐殺の映像、シリアのメール公開など、多くの腐敗が明らかにされた。現在、彼はイギリスで軟禁の身である。2017/03/07

roughfractus02

3
家も車もなく、靴一足、本を数冊、ノーパソ2台と髭剃りで移動する男の祖先は台湾から木曜島に繋がれた海賊だという。自伝は「彼」を紙上の直線的時間と平面空間に乗せ、現在までの由来を語る。一方、80年代以後コンピュータの位相世界に没頭し、マンマシン・システム化してweb内のWikileaksと一体となったハッカーは、旧来メディアが自伝的単数の「彼」に押し込めるほどに、多頭的「ヒュドラ」の姿を現す。紙の時空(法と自伝)の「彼」の軟禁の中、全ての公開というweb空間の正義は「ヒュドラ」の頭を増殖し続けるように思える。2018/04/29

おばけりんご

2
ウィキリークスを創始者にしてジャーナリストのジュリアン・アサンジの非公認版の自伝です。本人が執筆者として準備が進んできたようですが、出版直前にいきなり非公認とされてしまった元公認本です。本人は、自分を語る事に余り乗り気でなかったみたいです。子供の頃から定住しない生活を送っていると自分を生かす術を学ぶのですね。環境は大きな要因の一つであると感じます。正義を貫くとは綺麗事ではすまない事がよくわかります。正に紙一重ですね。安易にYESを言わずに真相を追求する事は無くならないし潰そうとしても形を変えて残るんですね2013/02/10

Taichi Ichikawa

1
再読。やっぱり凄い。自分は如何に生きるべきか問われているようにさえ思える。2024/08/17

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