内容説明
余命を宣告された美雪の前に現れた悠輔。彼の窮地を救うため、美雪は百万円を差し出して、一か月の恋人契約を持ちかける。「恋人としてみたいこと」を次々叶える美雪は、“最後に”悠輔をフィンランドに誘う。ヘルシンキで美雪をより身近に感じた悠輔の気持ちは動いていくが…。東京とフィンランドを舞台に描かれる、一生に一度、運命の恋。
著者等紹介
岡田惠和[オカダヨシカズ]
東京都出身。脚本家
国井桂[クニイケイ]
千葉県出身。脚本家・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
milk tea
20
ノベライズ本なのかな。 初々しい二人が描かれていました。 内容としては、かなり物足りなかったです。2021/12/07
ひよ亭
15
3.5/5.0 生き死にをテーマにした話はあまり好きではないが「雪の華」という曲が好きなので読んでみた。内容はそこそこ面白かったけれど大自然のスケールがほとんど感じられなかった。きっと映画では美男美女に鮮やかで壮大な大自然が描かれているのだろう。2019/02/27
★るい★
3
映画化されたので、平積みでしたのでジャケット買い。 漫画のような読みやすいお話でした。 映像は賛否両論あるようですが ストーリーとしては良かったと思います。 泣けました。2019/03/16
matt_922w
3
こちらの作品は映画の脚本から小説になったようですね。1日で読み切ってしまうほどの読みやすさと男女の捉え方の違いがとにかく細かく描かれており面白かった。特に彼女の美雪は余命を宣告されて以来、残りの時間を悔いなく過ごすために言葉通り、命を燃やし体に鞭を打ちながら生きているのが印象的でした。もともと病弱で引き込みがちかつ彼氏がいなかった美雪が勇気を出し浩輔と恋人契約を結んでいく様も読んでいて楽しかったです。小さなことでも喜怒哀楽がしっかり出る美雪のようなまっすぐな様子も素敵でした。 2019/02/06
らっちゃん
3
映画化する前に我慢出来ずに読んでしまいました。主役の2人をイメージしながら読みました。最近はミステリー系ばかりで、恋愛小説を読んでいなかったんですが、この話は素直にすぅっと入ってきて、いっきに読んでしまいました。大好きな曲だし、映画は葉加瀬太郎さんのヴァイオリンバージョンも気になるので、公開が待ち遠しいです。2019/01/29