内容説明
母親に逆らわず育ち、帰省が憂鬱と悩む女性に「『お母さんが嫌いだから私は帰らない!』と電話でぶちまけるべき」と対話法を指南。中卒の学歴を子供に言えないと嘆く父親には「語るべきはあなたの人生、そのリアリティです」と感動の後押し。橋本流の謎解きと意外な処方に、生きる気力がわいてくる。壁にぶつかる人生も、たまには悪くないのかも。
目次
仕事について(痩せてニキビ面で禿げているので上司に好かれず、安月給です。;理由もなく会社がつらいのです。なぜなのでしょうか? ほか)
親子・兄弟について(母親に逆らわずに育ちました。年に一度でも実家に帰省するのが憂鬱です。;母の再婚相手をどうしても受け入れられません。 ほか)
生き方について(中卒ですが高卒と偽りながら職を転々。子供に胸を張って学歴を語れず情けない。;子供3人で共働き。資格も取らずダラダラ太って過ごす自分に嫌気が。 ほか)
夫婦・恋人について(疲れるのです。自負心の強い夫と一緒に暮らすのが。;酒癖のひどい夫。別れた方がいいでしょうか? ほか)
人づきあいについて(子供の頃から集団生活が苦手で嫌われてきました。;上司が仕事の失敗をすべて私におしつけ、人前で叱責、罵倒します。 ほか)
著者等紹介
橋本治[ハシモトオサム]
1948年東京都生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。小説、評論、戯曲、古典の現代語訳、エッセイ等、多彩に活動。『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)等、著書・受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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