内容説明
「復讐法」に則り家族を殺された遺族は犯人を殺してもいい。ただしルール厳守。(1)場所は孤島・蛇岩島に限る。(2)制限時間は100時間。(3)遺族には武器と食料とGPS等が与えられるが犯人は丸腰。(4)ここでは誰が誰を殺傷しても罪にならない。―最愛の妻を殺された泰之は最も残虐な方法で犯人を殺すことに決めた!背筋の凍る復讐ホラー。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年東京都生まれ。デビュー作『リアル鬼ごっこ』は、発表直後から口コミで評判となり、一二〇万部を超える大ベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詠
25
ハラハラドキドキでした。 多少、グロい表現もありましたが、許容範囲。 まさか、裏には裏のシナリオがあったとは 最後まで楽しく読めました。 復讐は復讐しか生まないんだな2017/08/14
カッパ
25
【458】【△】はあ、、、相変わらずおどろおどろしい。設定に突っ込みを入れたい。でもそんなことは読み始めたらどうでもよくなる。そんな味があると思っている。大事な人が殺されてしまった。そんな状況になったら復讐したくなるのもわかる。しかし黒幕が何重にもなると?少し考えさせられた私がいた。2017/07/08
A
21
復讐が法で認められた日本で、妻を殺された男の復讐の話。狂気の連鎖が更に人を追い詰めていくのだと感じました。2018/01/12
milk tea
14
太平洋上の孤島、蛇岩島で「復讐法」に則って、家族を殺された遺族は、犯人を殺すことができる。この方法によって被害者遺族が、復讐を果たそうと追い詰めていくシーンはドキドキした。けれど結局は、復讐は復讐しか生まないということでした。2021/01/12
うさうさ
11
家族を殺された者は「復讐法」に則って犯人を殺す事ができる。妻を殺された夫が復讐していく中で見えてきた真相に驚かされた。復讐は復讐を生み結末も予測がついたが、遺族としては復讐せざるをえないのではと思った。2023/05/07