内容説明
現役にして伝説となったAV男優、加藤鷹。彼が、どん底生活から脱し、神と崇められ、女優から絶大な信頼を得るようになった理由とは?「セックスのレベルが低いのはエゴのせい」「人間関係はお節介から」「人の本音はセックスの後に出る」「『ベスト』で終わらず『ベター』を重ねることが一流」など、セックスのノウハウを超えた、究極の人生論。
目次
序章 加藤鷹ができるまで
第1章 故郷、家族に教えられた人としての基本
第2章 失恋と挫折から上京へ―人生最低の日々で知ったこと
第3章 AV男優として歩く道
第4章 俺が見続けてきたもの。男と女とセックス
第5章 「仕事」を極めるということ
第6章 AV男優加藤鷹のスタンス
第7章 文庫化にあたり、50歳になった加藤鷹が日本を思って語る!
著者等紹介
加藤鷹[カトウタカ]
1962年秋田県生まれ。秋田商業高校卒業後、地元で営業マン、ホテルマンなどを経験。87年に上京、88年に撮影スタッフからAV男優に転向。出演AVは五〇〇〇本超、共演女優は六〇〇〇人超。名実ともにAV業界のトップスター。TV、雑誌などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しいたけ
76
【ロックの日】イベント用に読みましたが、何か?笑。「自分の脱いだ靴を揃えるくらいは当たり前。服はきちんとたたんで、自分の持ち物も整理して部屋もきれいにするのって普通のこと」とおっしゃる。お父様が警察官だったとか、ご自身が日立のサラリーマンだったとか、少し意外でビックリ。「打たれることの連続だった」というこの仕事を続けて25年。「あなたを誰にも負けないくらい大好きです、いっぱい愛してます」という気持ちがセックスの大前提だと言う。熱くて男気があって、優しくて大きな夢を持つ、加藤鷹はまさしくロックな男だった。2016/06/15
かなもー
9
AV男優という職業柄、負のイメージがやはり多少はあるが加藤鷹さんは職人気質でとても真面目で信念がある人だなと感じた。感性は、女性に近いのかもしれない。セックス論は本当に納得するわ。自分の経験してきた出来事から見極めた人生論が語られて、エッセイのような感覚で面白かった。しかし語られる言葉は重みがある。さすが、沢山の人間と裸でぶつかり合い観察し見つけたモノは、他の学者が論理を机に並べて書いただけの自己啓発の本とでは、味が違います。2015/02/12
あまあま
3
★★☆☆☆普段からおへその手入れしてて良かったと初めて思った。笑2014/06/30
FFFT
3
本気の人が言うことは熱い・・・!2013/03/30
ふじようこ
1
どの項目も勉強になりました。自分自身と照らし合わせて色々と考え、為になった作品でした。2013/09/13