ラベンダーブックス
伯爵のハートを盗むには

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  • サイズ 文庫判/ページ数 399p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344417076
  • NDC分類 933
  • Cコード C0193

内容説明

19世紀初頭、ロンドン。英国人貴族の母とアメリカ人海賊の父を持ち、世界中を旅してきたケイトも、今は英国人公爵の孫娘として息苦しい社交界をなんとか生きている。だが突然ピンチが訪れた。隠さねばならない自分の過去を知る人物が現れたのだ。“女を堕落させる悪魔”と呼ばれる美しい放蕩者であり、イタリア人伯爵のマルコだ。ケイトはマルコが数年前の記憶を取り戻すことを恐れ、誘いをかける彼を冷たくあしらう。しかし、マルコは強引にケイトに近づき彼女の甘い香りにとらわれたとき、あることに気づく―この香りはナポリの娼館で出会った女性の香りだ、と。その事実を認めたケイトは、祖父の公爵家をスキャンダルから守るため、マルコに交渉を持ちかける。それは、自らの体をを口止め料として差し出すことだった―危険な駆け引きの線上で激しく求めあうスリリングなロマンス。

著者等紹介

エリオット,カーラ[エリオット,カーラ][Elliott,Cara]
イェール大学卒業。ニューヨークのスポーツ雑誌でクリエイティブ部門の部長を務めるかたわら、ロマンス小説を執筆。1999年のデビュー以来、Andrea Pickens、Andrea DaRif名義で合わせて10作品以上のロマンス小説を発表している。2010年より、カーラ・エリオット名義で官能度を高めた新シリーズ「罪深き集い」3部作の発表を開始。第1作『スキャンダルは恋のはじまり』で日本初登場。第2作『今宵、悪魔に身をゆだねて』が2011年のRITA賞リージェンシー・ヒストリカル・ロマンス部門にノミネートした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

34
聡明な女性たちがお茶目な男子たちをゲットするおかしなロマンス、最終作です。海賊パパと公爵娘ママの間に生まれた美女と、放蕩者のイタリア伯爵のロマンスだけでなく、じいじ公爵と素敵なお姐様の仲も素敵でした。ただ、ソメイヨシノとシダレザクラに関する争いにはちょっと不思議な気持ちに。花瓶に描かれていてわかるぐらい、19世紀初頭にサクラってイギリスで知られていたんだろうか?気になって調べてみたら、どうしてどうして…。美しい植物への貪欲さは、イギリス人と日本人はよく似ているようです。面白いシリーズでした。2022/12/04

ユキタ

2
シリーズ3作目にして最終作は「罪深き集い」最年少のケイトがヒロイン。令嬢らしくあれと言われて反発心を覚える令嬢の物語はいくつも読んだが、いざというときの口止め料として己の体を取引材料に使う思い切りの良さは今までの令嬢ヒロインにない大胆さ!「罪深き集い」のメンバー全員にロマンスが訪れてハッピーエンドでまとまったので、どうせならあの賢く優しく肝の据わったメイドのアリスにもロマンス用意してあげてほしかったwあの子いいよね。2025/03/16

ゆみきち

1
一気読みじゃなく3日かかりました。でも最後はスッキリ。2017/10/06

nayui

0
★★☆☆☆2011/09/25

kazunorie

0
わりかし、好きなタイプの話でした。もうちょっと、ケイトの船上生活の冒険が、読みたかったかな。夫婦して秘密工作員って、シュワちゃんの映画にあったよな、確か…。2012/05/09

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