内容説明
無職、無気力、後ろ向き。貧乏ダメ夫婦が突然イグアナを飼うことになった。「この子のために頑張らねば!」。夫は職を探し、妻は漫画の売り込みを始める。定職と連載が決まり、ほっとしたのも束の間、妻の連載は打ち切られ、夫は突然うつ病になる―。辛いことも、苦しいこともイグアナとともに乗り越えた、夫婦の成長を描く感動ストーリー。
目次
1部 イグはわが家の救世主(人生のどん底にちびイグがやってきた;コドモ ほか)
2部 イグとほのぼの穏やかな日々(温室を買う;イグアナが首をたてにふるとき ほか)
3部 ツマのぐるぐる悩む日々(うまくいかない;不幸な日々 ほか)
4部 ツレのうつうつ寝込む日々(ツレたおれる;ツレの病気 ほか)
5部 イグに嫁がやってきた!(イグの失恋;みんなのしあわせ ほか)
まとめ うちの人生年表
著者等紹介
細川貂々[ホソカワテンテン]
1969年生まれ。セツ・モードセミナー卒業後、漫画家、イラストレーターとして活動。夫のうつ闘病生活を描いた『ツレがうつになりまして。』が大ベストセラーになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
80
イグアナの話がどうにも気になって読みました。人生のどん底で出会ったイグアナ。なけなしの1000円で買ったはいいけれど、特殊なライトやガラス温室など経費も掛かった。1m60cmと、大きくなり、発情期にはヒトにも襲い掛かる。てんさんは実際手を噛まれて大けがをしている。それでも、かわいいんだ。そして、なんとイグの嫁さんマグちゃん(1m20cm)がくるところでお終い。えっ、家の中に大きなイグアナが2匹放し飼いですか。赤ちゃんが生まれるのに、大丈夫なの?ということで続きも読むことにする。2015/11/16
tomi
20
「ツレうつ」にも登場したイグアナのイグちゃんとの生活をつづったコミックエッセイ。漫画家を目指すも上手くいかずマイナス思考に陥っていた日々、ツレさんのうつ発症と闘病生活。そんな辛い時期の精神的支えでもあったイグちゃん。まさかイグアナが慣れて一緒にお風呂にも入るとは(笑)イラストだと可愛いけど、2メートル近くに巨大化し発情期には追いかけられて噛みつかれる…飼うのはなかなか大変そう。2013/09/12
emi*
18
イグアナのイラストの可愛さで手に取った。図書館に、1巻目があったので、借りる。てんさんと、ツレさんの出会いがいい。イグくんのお話メインかと思いきや、結婚とは何ぞや、家族とは、、、と思いのほかテーマが深かった。イグアナ、みている分には可愛いけれど、飼うのは大変そうだ。2013/06/30
あっか
16
「ツレうつ」の影の功労者、オスのグリーンイグアナ・イグちゃんが、細川家に来てから、ツレうつ発売&お嫁さんが来るまでのお話。こ、これ…読んでイグアナを飼いたくなる人って多いんじゃないでしょうか…わたしだけか…笑 映画のイメージをしていたけど、160cmもの大きさになるんですねえ。日々の様子に癒されました。触ってみたい^^2017/09/21
みっき
15
『その後のツレがうつになりまして』では背景に時々いたぐらいだったイグアナのイグと家族のエッセイ漫画。動物との出会いも縁みたいなものあるよな。うつうつのツレさんと発情期でムラムラしてるイグと間に挟まれるてんてんさんの図、何度見ても笑ってしまうがめっちゃ大変だったろうな。続き気になる。2021/01/21