内容説明
バターのような、ジャムのような、そばにあるとパンがおいしくなる、パンの図鑑。愛パン家、行列のできるパン屋、パンライターの贈る基本から脱線まで、36レッスン。222店舗、458種類をコンプリート。
目次
1章 パンを食べる前に(小麦;パンを作る;切る ほか)
2章 パンラボ(バゲット;あんぱん;パン・ド・カンパーニュ ほか)
3章 お取り寄せ(九州・沖縄;中国・四国;兵庫 ほか)
著者等紹介
池田浩明[イケダヒロアキ]
ライター、エディター。現在はパンをテーマに雑誌などで執筆、ベーカリーのホームページやPR誌を企画・制作する。パンラボブログにて東京近郊200軒のパン屋さんを巡る冒険中
橋本宣之[ハシモトノリユキ]
アパートの1階を改造したちいさなパン屋、かいじゅう屋店主。ぶどうから起こした酵母と農家から買い付けた関東産小麦で作るカンパーニュ、2日にわたって発酵をとった食パンなど、数少ない種類を大事に作る。いつも行列が絶えない
渡邉政子[ワタナベマサコ]
元パンの会主宰・パンの新聞発行人。パン愛好家。パンに関する原稿の執筆や、ベーカリーのアドバイザー、講演などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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スノーマン
27
分厚い、細かいびっしりとした説明、写真は白黒‥そして勿論食べられない(笑)なのに、取り憑かれたように一日中読んでいた。パンへの、小麦への愛が伝わってくる一冊。食パン、メロンパンやドーナツなど、私が知ってるパンが、手の込んだ丁寧な工程ならどんなに味が違うのだろうと興味深かった。大人になって噛めば噛むほど味わい深いパンに惹きつけられるようになったのでカンパーニュ、リュスティックを食べてみたいな。そしてルバーブ。は?なにこれと調べたらパンではなかった(笑)2月20日は私のパンの日。2017/02/21
ゆり
5
あんパンにベーグルにカレーパンにデニッシュに、種類別パンの食べ比べが読んでいてとても楽しそうで美味しそうでした。惜しむらくはほとんどが東京周辺のパン屋さんのパンなので、地方在住者には実際に食べられない……残念(苦笑)。シナモンロール大好きなのですがスターバックスのものはそういえば食べたことなかったので、今度食べてみようかなと思いました。2013/10/14
Tomo Oku
3
何年か前、表紙の絵に惹かれ思いつきで友人(パン好き)にプレゼントしたところ、とても好評だった一冊。最近個人的にパンブームが来ているので、自分用にも購入しました。パンラボというだけあって、これはもう単なるお店紹介ではありません。パンに焦点を当てた研究本です。パン愛がものすごい!2014/07/08
ののまる
3
カラーだったらな、もっと美味しそうに見えるんだけど…でもそしたら定価1000円は無理やね。2013/08/04
くさてる
3
パン。小麦と水と酵母で出来あがる至福の食べ物。そのパンについて、様々な角度から実践的に研究して見たパン好きの人々による本です。まず最初に小麦の質という話から始まったので、よくある自然礼賛的内容だったらつまんないなと思ったところ(天然酵母のパンを焼く人はみなバンダナを締めて無農薬野菜を作ってる的な偏見です、申し訳ない)いわゆる総菜パンや菓子パンまで網羅して評価する視野の広さだったので、面白く読めました。お取り寄せガイドやパンにまつわるエッセイなどもあり、パン好きなら読んで損なしではないでしょうか。2013/05/15