内容説明
俺の佐賀のがばいばあちゃんは、ことあるごとによく手紙をくれた。そのぼろぼろの手紙のおかげで、いつもばあちゃんが見守ってくれているような気がした。佐賀で暮らした小学校時代、広島の母ちゃんからもらった手紙、駆け落ちの電車の中で律ちゃん(奥さん)からもらった手紙。一枚の紙につまった、がばいばあちゃんの知恵の数々、初公開。
目次
第1章 俺の人生が大きく変わった、一通の手紙
第2章 俺を支えてくれた、ばあちゃんの教えと手紙
第3章 ばあちゃんに無性に会いたくなった、一通の手紙
第4章 夢破れた俺を救った、ばあちゃんの名言と手紙
第5章 俺の背中を押してくれた、ばあちゃんの言葉と手紙
第6章 ばあちゃんが残してくれた、人生の教科書と手紙
著者等紹介
島田洋七[シマダヨウシチ]
1950年広島県生まれ。本名徳永昭広。小学二年生から中学卒業まで佐賀の祖母のもとで育てられる。島田洋八と漫才コンビ「B&B」を組み、NHK漫才コンテスト最優秀新人賞受賞。現在もテレビ、舞台、講演などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
8
《私‐図書館》祖母・母・妻と女性に支えられた洋七さん。私も、そんな女性なりたい。2011/10/13
メルモ
7
島田洋七さんが、おばあちゃん、お母さん、りっちゃん(奥さん)からもらった手紙を当時の思い出と共に紹介します。小学校の運動会のお弁当のエピソードとそれを聞いたばあちゃんの答えが感動的です。2014/05/14
nabeko
2
がばいばあちゃんシリーズ「手紙」編。今まで読んだがばいばあちゃんのエピソードばかりだったけど、何度読んでも運動会のお弁当の話とばあちゃんとかあちゃんがお金を貯めてくれていた話は泣ける。毎回電車で読んで涙目。今回はばあちゃんやかあちゃん、奥さんからもらった手紙や、逆に島田さんからの手紙の内容なんかが載っていて、島田さんの後書きと合わせて「手紙っていいなぁ」って思った。昔はメールなんてなかったから手紙書いてたんだよなぁ。何日も掛けてやっとやり取りする。不便だっただろうけどロマンを感じる。2016/01/28
あや
2
今までの話ばかりなので佐賀のがばいばあちゃん読んでたら読まなくて良いと思う。2015/10/27
tubaki
2
がばいばあちゃんシリーズで何度か出てきたお話ばかりでしたが、母とばあちゃんのユーモアに笑えて泣けた。佐賀のおばあちゃんを訪ねた旅で出会った住職さんのくだりが結構好き。手紙の文面は、読みにくくなっていても構わないから、直筆のものの方がよかったなぁ~。2015/09/22
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