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内容説明
全世界で2900万枚以上売れつづけている名盤の表題作「ホテル・カリフォルニア」の生みの親が、誕生秘話ほかイーグルス時代のすべてを語った、米国ベストセラー。
著者等紹介
フェルダー,ドン[フェルダー,ドン][Felder,Don]
ロック界において、世界に誇る屈指のギタリストのひとりとして、その名を知られる存在。現在もソロアーティストとして、ツアーに出て演奏をつづけている。ロサンジェルス在住
山本安見[ヤマモトヤスミ]
訳詞家の先駆けとして、70年代からロック・ミュージックの訳詞を数多く手がける。TV音楽番組『ミュージック・フェア』『僕らの音楽』の訳詞をはじめ、ロック・ミュージシャンの評伝など、現在も活躍中。沖縄在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pinkopaque
2
定価税抜2,600円だが、今では倍払っても入手できないマニア向けの本。が、イーグルスの本当の歴史を知る上で読まずにはいられない。 全20章のうち7章以降はドンフェルダー加入後のイーグルス史でもある。ドンフェルダー加入の前から、そして以降もずっと喧嘩の絶えない仲の悪いバンドだった。にもかかわらず歴史に残る名曲の数々を生み出している。ドンフェルダーサイドからの歴史なのでぜひドンヘンリーや別のメンバーからの話も聞きたい。ライターがかなり優秀で文章と比喩が素晴らしく、読みやすい本でした。 秘話満載です。2022/07/30
まっと
2
Eaglesを聴くようになったのは中学生の頃、ご多分にもれず?Hotel Californiaから。歌詞を必死に覚え「掛詞」になっている(と言われていた)部分に「!」と感じたのは高校時代。その懐かしさもあって手に取りました。ドンフェルダー自身の貧しい子供時代から、音楽活動をつつける中での挫折、そしてイーグルスへの参加からメンバー間の交流と確執、解雇通知等、様々な話が全体としては比較的テンポよく、彼の視点で語られていますが、他のメンバー、特にグレン・フライやドン・ヘンリーの言い分はどうなのだろう。。。2022/02/06
高橋 橘苑
2
中学生の頃一番好きだったバンドがイーグルス。ロングランで、彼等が解散に到った理由を知りたくて、読んでみた。 音楽に夢と希望を見出しウエストコーストにやって来て、そして成功し、頂点を極め、自分を見失って行った彼等。 音楽的に成功する事がそれ自身目的となり、虚像を生み出し、セールス記録の数字やヒットチャートの順位、厖大な富の金額と言うビジネスで扱う数字で評価される音作りは、精緻で華麗で人工的な香りを漂わせて行く。 名声と富と権力、酒と美女とドラッグに満たされた地上の楽園に住む人達に、メッセージは残ってなかった2013/04/21
Kolon
1
伝説的な名曲ホテル•カルフォルニアを作り、イーグルスにメンバーであった著者の自伝。 しかし噂通り仲の悪いバンドだったんだなぁ。 あの人間関係と環境下であれだけの名作を生み出したのは奇跡的。 まぁ当時のロックバンドの非社会性やモラルの無さを語っても仕方ないが、らしいと言えばらしい。 何処にせよ、あの名曲を生み出した人物の生き様や葛藤は読むに値する。 当時の日本では彼らの音楽をクロスオーバーと呼んでいたが、70年代後半のロックミュージックの代表バンドであることは間違いない。 しかし笑いくらい仲が悪い。2021/07/21
COLD SWEAT
1
あのイーグルス「ホテルカリフォルニア」の作者の自伝。幼少の頃、そしてミュージシャンになり、イーグルスから解雇されるという結末までが詳しく書き込まれている。あくまでフェルダー側からの視点ではあるが、偉大になりすぎたバンドの業を感じざるを得ない。2011/01/04
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- ウール 〈上〉 角川文庫