内容説明
京都・東九条一の悪ガキだったわしは、起業と男の勝負をかけて、経済大国アメリカへ。待っていたのは、しゃれにならん肉体労働と飢餓寸前の極貧生活。しかしチャンスは意外にも、空手道場の弟子に食わせた吉田家秘伝の焼肉ソースにあった…。がっぽり儲けてはまた借金、マイナスから何度も這い上がる男のエンドレス・サクセス・ストーリー。
目次
第1章 京都の「ごんたくれ」
第2章 シアトル「暗黒の時代」
第3章 ポートランド「空手コネクション」
第4章 「ドタバタ」の一九八〇年代
第5章 「疾風怒涛」の一九九〇年代
第6章 座右の銘は「人こそ財産」
第7章 「成功」とは何なのか
著者等紹介
吉田潤喜[ヨシダジュンキ]
1949年京都市生まれ。69年渡米、ワシントン州とオレゴン州の警察逮捕術主席師範を経てヨシダフードを設立。醤油ベースのソースが爆発的ヒットに。現在、十八のグループ会社の会長兼CEO。2003年、インテルやAOLなどと並び、米国の優秀中小企業家賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちりとてhello
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読みものとして面白かった。ただ京都時代のこの人を見たら、存在すら許せないと思っただろうな。アメリカで苦労して、よい伴侶にも恵まれて花開いた人生。浮き沈みもあったようだが、沈みかけたところで救いの手を差し伸べてくれる人が現れるのは、この人の日頃を神様が見ていたからこそだろう。空手の生徒さんが慕ってくれるような活動や人柄があったのだろう。アメリカでもここオーストラリアでも、経済的な成功の後に、地域や組織でボランティア活動に励むのがカッコいい生き方っていうのはいいと思う。2022/07/09
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