出版社内容情報
ノスタルジーと、可笑しみと。
池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原……。
自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。
気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。
『好きな食べ物がみつからない』が話題の、最注目のエッセイスト・古賀及子最新書き下ろしエッセイ。
幼い頃からの「土地と思い出」を辿ってみたら、土地土地、時代時代で、切ない! でもなんだか可笑しいエピソードが横溢!
【目次より】
下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす
日本橋、来年も買ってやるからな
元加治、真昼の暴走族
所沢店、売れ!私たちの福袋
田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観た
諏訪、祖父と間欠泉
田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む
恐山、会えないイタコと工藤パン
小岩、知らない街が、どんどん私の街になる
盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム
曙橋、看護師の格好で登った木をさがす
大森、もう会うこともないだろうけどさ
他
内容説明
池袋、飯能、日本橋、所沢、諏訪、田園調布、高知、恐山、湯河原…。ノスタルジーと、可笑しみと。自分の中の記憶を、街単位で遡る。そこから掘り起こされる、懐かしいだけでは片付かない、景色と感情。気鋭のエッセイスト、最新書き下ろし。
目次
巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある
下関の記憶、キュロットがキュロットではない
相模原、二回の春、ユキヤナギの遊歩道
鹿児島の小学生が売る切手を埼玉から買う、何度も
池袋、知らない誰かになったふたりのこと
飯能、三十年覚えている名前、まずかったかもしれないとんかつ、朝昼晩のバイキング
下丸子、二分間、知らない人を大声でほめてけなす
日本橋、来年も買ってやるからな
元加治、真昼の暴走族
所沢店、売れ!私たちの福袋
田園調布、知らない人の家でまずい水を飲む
田無、夏、恋人の家でひとりでエヴァンゲリオンを観る
諏訪、祖父と間欠泉
ワシントン州タコマから四百キロ、迫る山なみをどうか毎秒見逃さないで
青山から高知へ、たいした話はしない我々
恐山、会えないイタコと工藤パン
小岩、知らない街が、どんどん私の街になる
盛岡、北上川を走って越えて、母と私とソフトクリーム
曙橋、看護師の格好で登った木をさがす
大森、もう会うこともないだろうけどさ
湯河原、今の私のありさまを、子どもの私に見せてやる
著者等紹介
古賀及子[コガチカコ]
1979年東京生まれ。エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
すのーまん
geki
かさい
ちひろ