ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた

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ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた

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  • サイズ 46判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344039278
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

フェミニズムの生まれた国でも 、若い女は便利屋扱いされるんだよ!
思い切り仕事ができる環境と、理解のあるパートナーは、どこで見つかるの?
孤高の街ロンドンをサバイブする30代独身女性のリアルライフ

日本が好きだった。東京で6年間働いた。だけど、モラハラ、セクハラ、息苦しくて限界に。そしてロンドンにたどり着いた――。
「ロンドンには、日本を脱出してきた優秀な日本人女性がたくさんいるよ。すごい人材流出」
「でも、専門職で働いてても、仕事の雑用は若い女性ばかりが頼まれる。同僚の男性は頼まれない」
「どこの国にもフェミニズム嫌いの男性はいる。しかもエリートイギリス人男性は、本音を話してくれなくて、超めんどくさい」
知らない街でキャリアを積み、恋愛もするってほんと大変。でも人生の冒険はあきらめたくないから――。
国も文化も越える女性の生きづらさをユーモアたっぷりに鋭く綴る。 鮮烈なデビュー作!

内容説明

日本が好きだった。東京で6年間働いた。だけど、モラハラ、セクハラ、息苦しくて限界に。脱出して、ロンドンにたどり着いた―。フェミニズムの生まれた国でも、若い女は便利屋扱いされるんだよ!思い切り仕事ができる環境と、理解のあるパートナー、いったいどこで見つかるの?

目次

ロンドンの街の生きづらさは漱石の時代から変わらない
日本が無視する、海外でキャリアを積む優秀な日本の女性たち
「女らしさ」の問題はどこに行ってもぶつかる
アリアナ・グランデが20、30代の専門職女性に好かれる理由
独身者を差別するイギリスの「パートナー文化」
私は折り紙付きのサボテン・ミレニアル
女性がリーダーに選ばれるためにすべき質問とはっきりした表現
イギリスが惹かれる「金継ぎ」という日本の美の哲学
そして誰もいなくなった
ロンドンを止めたコロナ禍
高学歴、白人、イギリス人男性の人生の歩き方
変わり者たちの変わった家族のかたち
「典型的なロンドン人」なんていない―東ロンドンという街
イギリス人が好きなビスケットをポストモダンに考えてみる
かつては白人男性の特権「会員制クラブ」をミレニアルならどう使う?
右翼のロメオ、左翼のジュリエット―政治と恋愛と分断と
「読書」を資本主義の道具にするってイマイチ
本当に地球を救いたいなら受け入れるべきこと
私たちは油断するとすぐにステレオタイプに囚われてしまう
エピローグ 解決策は恋じゃなかった

著者等紹介

鈴木綾[スズキアヤ]
1988年生まれ。6年間東京で外資系企業に勤務したあと、MBAを取得。ロンドンの投資会社勤務を経て、現在はロンドンのスタートアップ企業で働く。2017年から2018年までハフポスト日本版に「これでいいの20代?」を連載。日常生活で感じる幸せ、悩みや違和感についてエッセイを執筆。日本語で書いているが、日本人ではない。『ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた』がはじめての著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

120
22歳で日本で仕事を始めて6年間。ストーカーされ、ハラスメントを受け、常に物腰や態度への固定観念に囚われた東京よりロンドンの方が女性にとって生きづらくないだろうと期待していた。2018年ロンドンで働き始め、2020年にはロックダウンとなった。イギリスで感じた文化や国民性の違い、女性が使う表現や高学歴、白人、イギリス人男性と付き合って感じる階級社会と画一化された人生。どこに住んでいようと仲間がいて、コミュニティを作って、好奇心を持って新しく知り合う人と接すればいい。大事なことはどこにいても変わらないのだ。2023/05/20

ゆずな

21
著者(外国人だが日本語堪能なバリキャリ女性)のロンドン生活全般を綴っているエッセイ。ロンドンならではのテーマやちょっとした表現が面白いのに、1冊通して支離滅裂な気がして残念だった。体験談エピソードとモノローグの噛み合いが悪く、流れが台無し。エピローグで伝えたかったメッセージを書いているが、感じられなかった。惜しいからこそ歯痒い気持ちになってしまう。イギリスのインフラの悪さ、メンタルケアの多さ、白人男性と格差、思想の分裂、パートナー文化の根強さ、外国人との付き合い、と自分で色々考えるきっかけにはなった。2023/10/09

18
タイトルからイメージされるような、ロンドンで恋人探しをする話ではなかった。ロンドンで働く超優秀な女性の本音を吐露したエッセイであり、多国籍の人々と接して肌で感じた異文化交流のエッセイである。日本にも6年間滞在したことがある著者(日本人ではない)は、優秀な人材が集まるロンドンに比べて、コロナで一層閉鎖的になった日本の未来を憂える。内容はカップル文化、フェミニズム、体づくり、ミニマリズム、金継ぎ、政治観と恋愛の話など多岐にわたり、多種多様な人が集まるロンドンの今が知れて面白かった。2022/12/29

アリーマ

14
ロンドン留学した若い日本人女子の話かと思って読んだら、全く違う話で良い意味で裏切られた。主人公は日本人でもイギリス人でもなく、国籍は不詳。日本語を海外で学び、日本に体一つで来て6年でキャリア形成を成し遂げ、次に向かうロンドンで日々思う諸々が綴られる。丁度コロナ期で、その間の話も面白く読んだ。文化比較、イギリス的感性、国際化、ヨーロッパに未だ根巣食う男性優位主義等、考察は丁寧で興味深い。しかし主人公をわざわざ非日本人とするには、彼女の感覚が大変日本的で無理がある感じ。この設定はない方がよかったかも?★★★★2022/10/12

milk tea

12
自分の居場所を作るには、自分の畑を自分で耕さなければならない。 今の私でも間に合うかな。2022/10/30

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