出版社内容情報
すべての謎は宇宙(人)に通ず?UFOオタクのヒキコモリ天才高校生×オカルト雑誌の新人編集者が事件の謎に迫る、ドタバタエンターテインメント
内容説明
憧れの出版社に入って2年目でファッション誌からオカルト誌へ異動させられた雛子。異動初日に「宇宙人にさらわれた」と噂される少年を取材することになり、高校生にもかかわらず、超高層マンションの最上階に一人で住む竜胆に出会う。並外れた頭脳と洞察力を持ちながらも、人間嫌いでUFOオタクの竜胆の言動に振り回される雛子。しかし帰り際、彼から奇妙な助言をされて…。『9S』『0能者ミナト』の著者による、書き下ろしエンターテイメント小説。
著者等紹介
葉山透[ハヤマトオル]
魅力的なキャラクター造形やダイナミックな物語展開で人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寂しがり屋の狼さん
57
初読みの作家さん(*^^*)宇宙人は絶対に居る…小学生の頃に経験した宇宙との交信をきっかけに『宇宙人』を探し求める少年とオカルト雑誌編集者の女性が超常現象の謎を解く⁉️(笑)『竜胆と宇宙人』はちょっぴり切ない物語。3話で完結してるみたいだけど…続編があれば読みたいなあ(*^.^*)2021/05/15
すい
43
憧れのファッション雑誌編集部で働いていた雛子は、雑誌の廃刊によってオカルト雑誌編集部へ異動になる。取材を進めていくうちに遭遇するオカルトな事件を、10年前に宇宙人と交信した過去を持つイケメンひきこもり高校生の竜胆と共に解決していく短編集。それぞれの短編でM・I・B(メンインブラック)やミステリーサークルの謎を解き(?)、遂には宇宙人からの通信を受け取る竜胆と雛子。この3話目が良い。ウィットに富んだ会話にクスリと笑わされながら、この3話目では薄っすらと感動させられてしまった。続編が非常に楽しみだ。2018/05/02
yukision
31
軽く読めそうだな,と借りてきたが,あまり期待していなかっただけに思ったより楽しめた。UFOオタクの二宮くんのキャラがいい。2019/11/01
igaiga
29
最初は「このジャンルで最後まで読み切れるだろうか?」と心配になりましたが、進めば進むほど面白くなり、なんだろうこの2人の関係性やら何やら面白かった。UFOネタにもからくりがあったりなかったり。ラストは清々しかったくらい。2019/03/09
keith
27
ファッション誌の編集部にいた雛子は雑誌の廃刊に伴い、胡散臭いオカルト誌の編集部に異動になる。雛子は早速UFOにさらわれたことがあるという高校生竜胆に取材に行く。イケメンだが引きこもりの竜胆がUFOや宇宙人の話になると前のめりになるところが笑える。雛子と竜胆の掛け合いも楽しい。三話からなる短編集です。最後の話は少し難しかったですが、思いの外面白かった。2018/06/04
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