内容説明
罰や、ついに神さまが怒らはり、罰を当てはったんや。お定はこう思いながら、それでもしかしと首を傾げた…。二十五年前、生まれたばかりの息子と女房のお定を残して、忽然と姿を消した又七。その消息が、ある日突然、おみさという娘からお定のもとへ寄せられる。又七は気鬱の病を患い、寝たり起きたりの状態。なんとかお定に引き取ってもらえないかというのだ。その申し出をお定は毅然として断るが、後日再び現れたおみさと許嫁の友兵衛の話は、お定を驚かせるものだった…。公事宿(現在の弁護士事務所兼宿泊施設)の居候・菊太郎が又七の身の上に鋭く迫る表題作ほか全六編収録。シリーズ待望の第十五集。
著者等紹介
澤田ふじ子[サワダフジコ]
1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現愛知県立大学)卒業。73年作家としてデビュー。『陸奥甲冑記』『寂野』で第三回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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