内容説明
国家存亡の危機の時代に彗星のように現われ、きらめく珠玉の言葉を残して消えていった旧約預言者。彼らは何を語り、何を告げたのか。展望なき現代に、旧約預言者のカリスマとケリュグマをよみがえらせる。
目次
第1章 預言者入門
第2章 預言者アモスとは誰か
第3章 究極の神の愛―ホセア
第4章 正義―イザヤ
第5章 真実と偽り―ミカ
第6章 新しい契約―エレミヤ
第7章 嘆きの歌と慰めの預言―第二イザヤ
第8章 悔い改め―ヨナ
第9章 聖書における「言葉」
第10章 大いなる信仰の遺産―預言者のカリスマとケリュグマ
著者等紹介
大串元亮[オオグシモトスケ]
1928年、東京生まれ。東京神学大学大学院卒。1965~93年、日本基督教団仙川協会牧師。現在、同教会名誉牧師。1970~76年、ハイデルベルク大学留学。1977年、神学博士号取得。1993~98年、ルーテル学院大学教授
大串肇[オオグシハジメ]
1957年、東京生まれ。慶応義塾大学法学部卒、東京神学大学博士課程前期修了(旧約専攻)。1988~92年、ドイツ・ボン大学福音主義神学部留学、同大学W.H.シュミット教授に師事。日本基督教団東中通教会伝道師を経て、現在、日本基督教団仙川教会牧師、同付属幼稚園子どもの家園長、ルーテル学院大学助教授(担当は旧約聖書学)。日本旧約学会会員。日本基督教学会会員
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