出版社内容情報
心が冷えこんだとき、どうぞ読み干してください。
物がなく貧しかった40年前と、物がありあまる現代とでは、人々の幸福感はどのように変わったのだろう――ベテラン新聞記者が、心の奥に響く52のお話を通して、現代の幸せ模様を描く。
内容説明
心が冷えこんだとき、どうぞ読み干してください。ぐっとくる52のお話。
目次
第1章 生き方に迷ったとき
第2章 人にやさしくなりたいとき
第3章 職場で生きる力がほしいとき
第4章 心が疲れているとき
第5章 言葉で幸せになりたいとき
第6章 健康になる知恵を得たいとき
第7章 おいしく食べてしあわせになりたいとき
第8章 上手に年をとりたいとき
著者等紹介
近藤勝重[コンドウカツシゲ]
1945年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。毎日新聞専門編集委員。論説委員、「サンデー毎日」編集長、毎日新聞夕刊編集長を歴任。TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」、MBSラジオ「はやみみラジオ!水野晶子です」など、東西の看板番組に出演の人気コメンテーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
33
幸せって何?一人一人答えは違ってくると思うけど、相対的にどういうことが幸せなのかと言う柱を自分の中でまとめることに便利な章立て。2015/06/05
不見木 叫
3
ラジオの方は聴いたことがないが、生活感に溢れる雑学が穏やかな語り口調で書かれていて面白い。
ごん
1
2005年のときってヤバイとかが出てきた年だったかあ。たしかに今も語彙力があるのかと言われればより酷くなってるとは思う。いい意味での恥を持つ文化、無くさないでほしいなあ。2016/12/18
なつ
1
また新しいことばを知ることができた本。『樹教』。樹との語らいで教えられるという意味だそうです。そしてこれも。『人は一木一草に心を動かすもの』。人間は本来そういう生き物なんだと思う。一喜一憂ではなく一木一草の心持ちでゆっくりやわらかくすっと真っ直ぐ上を向いて生きていこうと素直に思えた優しくて素敵な本でした。(おまけ:昔、日本がNYに桜を贈ったお返しに、ハナミズキが贈られた、というエピソードを読んで、心が本当にあったかく丸く薄ピンク色に染まり、今でもとても印象に残っています。花を贈り合うっていいな、って。) 2015/05/22