神様、何するの…―白血病と闘ったアイドルの手記

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344002302
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

2000年の夏。アイドルタレントとして、様々な雑誌の表紙を飾り、多くのレギュラー番組を抱えていた吉井怜が、グラビアのロケ先で突然倒れ、そのまま芸能界から姿を消した―。病名は白血病。長期入院のため、無期限の活動休止を余儀なくされた彼女に、次々と残酷な現実がつき付けられる。抜け落ちる髪の毛、黒く腫れあがる顔、絶え間なく続く吐き気、ライバルたちの活躍、友達の裏切り、そして子どもの産めない体…。生きたい、死んでもいい、やっぱり生きたい…揺れ動く心を持て余し、再び芸能界に戻ることを祈りながら書き綴った、壮絶なる闘病記にして、感動の成長物語。

目次

タレントじゃなければ、私じゃない(念願のデビュー;仲間はずれに怯える私 ほか)
私が白血病!?(想像を超える治療;病名は「骨髄不全症」 ほか)
復帰か、死か(私ってがんだったの?;死の恐怖 ほか)
母からもらった骨髄液(移植手術に向けての再入院;予想以上の副作用 ほか)
新しい私へ(親友の裏切り;一人っきりになりたい ほか)

著者等紹介

吉井怜[ヨシイレイ]
1982年東京都生まれ。14歳でアイドルとしてデビューし、雑誌グラビアなどで一躍人気者となる。99年には優香らとNITROを結成し、歌手としてもデビュー。フジテレビ・ビジュアルクイーン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、写真集も数多く発売される。2000年には「桃の天然水」のCMが話題を呼び、トップアイドルとして、バラエティー番組やドラマなどでも大活躍していた。2000年7月、ロケ先で突然倒れ、神奈川県内の病院に入院。白血病と診断される。生死の境をさまよったが、母親から骨髄を移植し、02年8月、約2年ぶりに芸能界に復帰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真香@ゆるゆるペース

14
タレントの吉井怜さんの白血病闘病記。芸能界での仕事が軌道に乗ってきて、さぁこれからだという18歳の時に突然病魔に襲われた彼女。何で今?何で私?という戸惑いや、仕事をしたくても出来ないもどかしさの中での凄まじい闘病生活… 心身の苦しさが赤裸々に綴られていて、読んでいて胸が痛くなった。その後運良く骨髄移植手術が成功し、再発もせずずっとお元気に過ごされているそうで、本当に良かったと思う。人生の前半に苦労された分、後半は楽しく穏やかなものになればいいなと、同年代として応援したくなる。2018/07/28

りりあん

0
アイドルなんて、強靭なメンタルでないとやっていけないのだろうと思う。それでも、10代の終わりで、しかも売れ始めたタレントにとっては辛いことばかりだったと思う。生きるために、不妊になってしまう治療を選択する姿は、不妊で絶望している女性にも読んで欲しい気がした。移植すると血液型が変わるというのは知らなかった。2017/05/06

ちゃびたん

0
★★☆☆☆

hiratax

0
骨髄移植を受けると不妊になると告げられ悩むくだりは読ませる。2013/04/07

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