内容説明
2000年の夏。アイドルタレントとして、様々な雑誌の表紙を飾り、多くのレギュラー番組を抱えていた吉井怜が、グラビアのロケ先で突然倒れ、そのまま芸能界から姿を消した―。病名は白血病。長期入院のため、無期限の活動休止を余儀なくされた彼女に、次々と残酷な現実がつき付けられる。抜け落ちる髪の毛、黒く腫れあがる顔、絶え間なく続く吐き気、ライバルたちの活躍、友達の裏切り、そして子どもの産めない体…。生きたい、死んでもいい、やっぱり生きたい…揺れ動く心を持て余し、再び芸能界に戻ることを祈りながら書き綴った、壮絶なる闘病記にして、感動の成長物語。
目次
タレントじゃなければ、私じゃない(念願のデビュー;仲間はずれに怯える私 ほか)
私が白血病!?(想像を超える治療;病名は「骨髄不全症」 ほか)
復帰か、死か(私ってがんだったの?;死の恐怖 ほか)
母からもらった骨髄液(移植手術に向けての再入院;予想以上の副作用 ほか)
新しい私へ(親友の裏切り;一人っきりになりたい ほか)
著者等紹介
吉井怜[ヨシイレイ]
1982年東京都生まれ。14歳でアイドルとしてデビューし、雑誌グラビアなどで一躍人気者となる。99年には優香らとNITROを結成し、歌手としてもデビュー。フジテレビ・ビジュアルクイーン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、写真集も数多く発売される。2000年には「桃の天然水」のCMが話題を呼び、トップアイドルとして、バラエティー番組やドラマなどでも大活躍していた。2000年7月、ロケ先で突然倒れ、神奈川県内の病院に入院。白血病と診断される。生死の境をさまよったが、母親から骨髄を移植し、02年8月、約2年ぶりに芸能界に復帰
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