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出版社内容情報
グローバル経済を人々の心で読み解く――。
貿易摩擦や規制強化にともなう保護主義的な潮流を背景に、1980年代後半から議論されているカントリー・バイアス(外国に対する先入態度)。国内で初めてカントリー・バイアスを体系的に論じた一書。グローバル化の進展によって外国がより一層身近なものとなる中、すべてのマーケティング研究者、商品等の海外展開に携わるビジネス関係者、必読。
目次
問題の所在と構成
第1部 多文化社会を捉える視点(ポジティブなカントリー・バイアス;ネガティブなカントリー・バイアス;プレイス・リレーテッド・コントラストの生成と展開)
第2部 グローバルとローカルの相互作用に関する研究(研究の目的と概要;分析結果;コスモポリタン的表象)
第3部 カントリー・バイアスと意思決定方略(研究の目的と概要;操作された具体性が消費者反応に及ぼす影響)
第4部 消費者認知構造の複雑性(カントリー・バイアスの構造的把握)
結語および今後の検討課題
著者等紹介
寺〓新一郎[テラサキシンイチロウ]
立命館大学経営学部准教授。2004年、早稲田大学商学部卒業。ロンドン大学にてMBA(International Management)とMA(Environment,Politics&Globalisation)を取得。早稲田大学大学院商学研究科博士後期課程修了。博士(商学)。九州大学大学院経済学研究院助教等を経て、19年より現職。専門はマーケティング、消費者行動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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