内容説明
日本は欧米以外の国として、唯一近代化(産業革命)に成功、先進国入りした国である。現在もアジア・アフリカ諸国では、近代化の初期段階の所も多い。そのことを考えるとまさに驚異的である。しかし、その日本も開国維新以来約一世紀余、順調に今日に至ったわけではない。途中第二次世界大戦敗戦という大きな挫折を味わっている。米英を相手に戦闘、国土は焼土と化した。欧米文化を受け入れ、優等生の日本人が一体なぜかような無謀に走ったのか。それに答えるのが本書である。
目次
前編 日本近代後期の出発と展開(近代国家への出発;日露戦争前の国内状況;日露戦争緒戦の時;戦い中盤に入る;戦争の後半 ほか)
後編 日本近代後期の変転と終結(大正の始まり;第1次世界大戦はじまる;ロシア革命と大戦終了;大戦後の日本;関東大地震とその後 ほか)
著者等紹介
木村晃郎[キムラコウロウ]
1916年、神奈川県横浜に生まれる。版画家(日本美術家連盟会員)、社会教育、自然保護、遺跡保存などに活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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