内容説明
「職員は破産会社の従業員」橋下改革はこの第一声から始まった。擁立から府庁移転案否決に至る「橋下劇場」沸騰の日々。果たして、異能の知事は「改革の旗手」か「時代の徒花」か?読者密着「大阪維新」500日ドキュメント。
目次
第1章 擁立「二転三転」(「初めまして、橋下徹です」;「2万%出ない」から、一転;選挙戦も「橋下流」で)
第2章 全開「橋下劇場」(初登庁で牙を剥いた;府民の支持背景に;削って、削って、削って;カメラの前で白熱バトル;怒号渦巻く徹夜団交;絶妙の着地、予算成立)
第3章 証言「人間・橋下」(大阪に鍛えられた;タレント弁護士への道)
第4章 翻弄「妙手奇手」(息つく間もなく「第2幕」;「公」への根深い不信;WTC移転案否決で初黒星)
終章
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KG
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橋下知事の生い立ちとかをはじめて知った。★52009/12/01
JUN
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橋本徹さんの関連の本は始めて。性格は悪そう。母子家庭で妹と3人。小学校高学年で大阪に移動。いじめなどもあったが、強い人(先輩)についたりして、頭をつかって乗り切った。弁護士になる前には、傷の付いたブランド品を買って、油を塗って修理して、販売したり・・・でも彼の行動力とスピードはすごい。もっと彼の本を読みたい。人間的には、暴言を吐いたり、自分の意思を貫いたり、メディアを利用したり、扇動したり・・・賛否両論あるけど、変革・改革という面では、何も恐れず突き進む様な人間もいないと駄目なのかな?2013/01/11
ともあきほ
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橋下府事のこれまでの政治や発言についてよく分かりました。ここまでワンマンじゃないと変えられないのだろうけど、ここまで強くもなかなかなれない 2011/07/16
Felnand@\いぬぼくっ!/
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新聞記者から見た、橋本知事の府知事就任から知事としての仕事ぶりがまとめられた本。橋本知事の噂はいつも聞いていたが実際どのように指揮を執って仕事を進めているのか、全くの無知だったため読んでみた。なるほど確かにダイナミックかつ迅速に仕事を進めていくいわゆる「橋本主義」には大変な批判、反発を生むだろうなと感じた。だがそれと同時に、今この現代を何か新しい方向に向かって引っ張っていけるのも彼なんだろうなと素直に思った。個々の政策に関する是非は別として、個人的には橋下知事の改革を支持していきたいと思う。2012/02/08
juntaku
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新聞記者からみて橋下知事というのは皆目わからん存在のようだ。メディアにこびない知事と記者の距離間は実に健全な気がする。2010/10/30