内容説明
サルはなぜ、ヒトにならないのか？ダーウィン以来の進化論の成果をたどりながら、最先端の分子生物学による生物進化の未来を探る。
目次
第１章 いま、進化論がおもしろい―プロローグに代えて
第２章 進化論攻防史―もうひとつの人間ドラマ
第３章 進化のダイナミズム
第４章 生命起源が見えてきた
第５章 進化で探る人類の起源
第６章 進化の担い手「遺伝子」の進化論
第７章 進化の原動力を考える
第８章 魅惑の大絶滅論争
第９章 生命はどこまで進化するのか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
James Hayashi
26
進化論や絶滅論など色々な研究により解明はされてきているようだが、それぞれに反論が成り立ち一概にこれだとは言いきれないよう。書かれて20年ほどが経ち、さらに研究の成果により進化が分かりやすくなっているのかもしれない。しかしこの研究が始められてからの歴史は浅い。サルが進化し人間になったのではないことだけでもわかれば充分としよう。2019/04/07
