内容説明
本書では、特定の研究分野を想定することなく、広く計画問題の解決を目指すという点で共通する初学者を対象としている。そのため、数々の計画手法を網羅的に取り扱うのではなく、必要最小限の知識ではあるが、わかりやすさを主眼として、実用的で本質的な意味や、応用をする際のポイントを整理している。いわば「かゆいところに手が届く」教科書を目指している。まず高校で学んだことの復習から始め、基礎数学から計画数学へ導く、あるいは高校数学に後戻りできるように構成している。
目次
1 計画数学を学ぶ基礎知識(計画数学の入り口;計画に使う基礎数学)
2 確率・統計手法(統計的モデルの意味;統計データの整理;確率分布 ほか)
3 回帰分析とデータ解析(相関分析と相関係数;回帰分析の方法;重回帰分析の方法 ほか)
4 数理計画法(数理計画法の意義と種類;線形計画問題の定式化と図解;シンプレックス法 ほか)
5 ネットワーク計画法(ネットワーク計画問題;最短経路問題;最大流問題 ほか)
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