内容説明
情報通信分野への応用など、ますます関心が高まっているカオスや非線形理論について、その意味や基本的な考え方が理解できるよう多くの例題を付けて解説。離散力学系のカオスとその情報通信系への応用を中心に構成している。
目次
1 非線形振動論入門(微分方程式と力学系;平衡点と微小変位論 ほか)
2 離散系のカオス(カオスの定義;分岐と記号力学系 ほか)
3 カオスによる情報源(シャノンの通信モデル;区分線形マルコフ写像によるマルコフ情報源 ほか)
4 カオスと情報通信(マルコフ連鎖で生成されたCDMA拡散符号;算術符号と力学系 ほか)
著者等紹介
香田徹[コウダトオル]
1974年九州大学大学院博士課程修了(通信工学専攻)。工学博士(九州大学)。現在、九州大学大学院教授。研究テーマはカオスによるCDMA通信、統計論による暗号解析、システムレベルの故障診断、聴覚理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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