世界史リブレット<br> ムハンマド・アリー―近代エジプトを築いた開明的君主

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世界史リブレット
ムハンマド・アリー―近代エジプトを築いた開明的君主

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  • サイズ A5判/ページ数 88p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634350670
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C1322

内容説明

19世紀前半にエジプトを統治したムハンマド・アリーは、現代にいたるエジプトの祖型をつくった。しかし、彼の施策が照らし出すものは、エジプトを超えて非ヨーロッパ世界、さらにはヨーロッパ世界を含む当時の世界情勢である。本書では、近代エジプトの開明的君主であったムハンマド・アリーという人物の生涯を振り返ることによって、近代という時代の意味を問うてみたい。

目次

「ガゼルの目」をもつ人物
1 ムハンマド・アリーを生んだ東地中海世界
2 「ナイルの賜物」の国の変貌
3 国家機構の整備
4 帝国への野望と挫折
5 ムハンマド・アリー統治の評価

著者等紹介

加藤博[カトウヒロシ]
1948年生まれ。一橋大学商学部卒業。一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(一橋大学)。専攻は中東社会経済史、イスラーム社会論。現在、一橋大学大学院経済学研究科特任教授(名誉教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

4
オスマントルコと帝国主義時代の欧州列強と渡り合ったエジプトの君主です。息子の早逝や欧州列強の連合など不運が重なり王朝は短命に終わることになりますが当時の世界情勢、力の趨勢などがムハンマド・アリ-の生涯を振り返ることで理解することができます。2015/04/22

中島直人

3
(図書館)マケドニア出身のアルバニア人?が、エジプトの王になる。知らなかった。2021/12/11

sovereigncountr

2
エジプトの近代化とムハンマド・アリー。その二つの難しい関係をよく表しているように思う。本書は、属人主義的な発想で叙述しているが、それがうまくいっていないように思う。2022/07/10

どうろじ

1
アリーよりも近代エジプトの国家機構についての記述が多いような?2017/07/24

MUNEKAZ

1
梟雄イメージもあるムハンマド・アリーの「開明的君主」の面にスポットを当てた評伝。末尾で彼の改革を日本の明治維新とも比較しているが、確かに「殖産興業」と「富国強兵」という基本の部分は共通しており、明暗が別れたのは何とも興味深い。またイスラーム共同体意識からエジプト「国民」意識への目覚めを促した点も印象に残った。2016/11/18

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