出版社内容情報
色鮮やかな電子顕微鏡写真を駆使した、これまでにない微生物図鑑。自然の中の微生物から、人間に役立つ微生物、害になる微生物まで紹介。単細胞生物を中心に、体のつくりや働き、特徴など、微生物の魅力にせまる。
内容説明
この本では、電子顕微鏡や光学顕微鏡で撮影された、多種多様な微生物に出会えます。そのおどろくべき姿や微生物のさまざまな知恵を味わってください。
目次
第1章 自然の中の微生物(池の中で泳ぐ微生物;池の底にいる微生物;海の中の微生物;土の中の微生物;くらしの中の微生物;動物の中の微生物;特殊な環境にすむ微生物)
第2章 人間の生活にかかわる微生物(人間に役立つ微生物;人間に病気を引き起こす微生物;植物に病気を引き起こす微生物)
巻末資料 微生物の世界を楽しもう!
著者等紹介
宮澤七郎[ミヤザワシチロウ]
医学生物学電子顕微鏡技術学会名誉理事長・最高顧問
洲崎敏伸[スザキトシノブ]
アジア太平洋原生生物学会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
148
電子顕微鏡写真を駆使した、児童向け微生物図鑑、未知の世界に入り込めます。 https://www.komineshoten.co.jp/search/info.php?isbn=97843380817712024/04/03
たまきら
38
大好きだったシリーズ、ミクロワールドの豪華版です。もうワクワクしっぱなし。巻末には念願だった撮影技術が丁寧に紹介されていて、そう!これが知りたかったんだよ!とワクワクしました。しかも、スマホで撮影できるやり方も紹介されていてすごく嬉しかったです。…我が家にはスマホ対応の顕微鏡がありますが、こういうやり方も一度挑戦してみたいです。…工作すごく苦手ですが…。2024/05/29
Eri
8
娘小6図書館。 知っていたものから知らないものまで、とてもたくさんの微生物を見ることができて、それだけでワクワクします。 しかし、わかっちゃいるけれども、鰹節とかカビなんだよなぁ〜と思ってしまう。もちろん人体に無害。なのにカビと聞くとどうも……みたいな心境です。 昔の人は、どうやって無害なものを発見してきたのだろうか? レーウェンフックさん、自分の◯◯◯を見たんだね……2024/10/02
げんざえもん
1
とにかく、写真がすばらしい! 「どうやって撮った?」という写真が満載です。ポーリネラという単細胞生物は、体内で作ったガラスの鱗片70枚を仮足を使って組み立て、完成した殻に細胞分裂した一方が引越すのだとか…。私は数十兆の細胞を持っていますが、家を材料から作るなんで無理そうです。博物館の講演会で鋭い質問で演者をタジタジとさせるお友達は、こういう本でお勉強しているのですね…2025/03/29