出版社内容情報
陶子と真也は幼なじみだ。俳句好きなおじいちゃんの弟子でもある。このところ、真也のおかしな行動が気になっていた陶子は、ある日、墓地で、真也に黒い羽根をわたされる。両思いの二人が互いに羽根を身に着けて秘密を守ると、願いがかなうから、というのだ。両思い? かってにきめるなって! 黒い羽根に託した秘密、そして、真也のねがいとは? [魔力出よ鳥の羽根の根っこより 真空]
内容説明
陶子と真也は幼なじみだ。俳句好きなおじいちゃんの弟子でもある。ある日、墓地で、陶子は真也から、カラスの黒い羽根を身につけているように、と告げられる。両思いの子が二人で身につけて秘密を守ると、ねがいがかなうというのだ!両思い?勝手にきめつけるなって!“魔力出よ烏の羽根の根っこより 真空”“真っ白い根っこの羽根にふたりのねがいを 十湖”黒い羽根にに託した秘密、そして真也のねがいとは、いったいなに?
著者等紹介
西沢杏子[ニシザワキョウコ]
佐賀県に生まれる。幼少時より虫や小動物に親しむ。詩人、作家。詩集『ズレる?』で第15回丸山豊記念現代詩賞、『虫の恋文』で第19回三越左千夫少年詩賞受賞。『トカゲのはしご』で毎日新聞小さな童話・山下明生賞。日本文藝家協会、日本児童文学者協会会員
小松良佳[コマツヨシカ]
画家。1977年、埼玉県に生まれる。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。児童書の挿絵を中心に活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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