骨から見る生物の進化 (普及版)

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  • サイズ B5判/ページ数 423p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784309252537
  • NDC分類 487
  • Cコード C0045

出版社内容情報

進化を記憶する神秘的な美しさ! 驚異の「骨格」写真集――待望の普及版登場! 既刊大型本に新規写真を追加した200点を収録。進化の痕跡を精確に再現、実写の迫力。福岡伸一氏推薦!
骨の存在ゆえに行為が生まれ、脳が生まれた。
骨は進化上最大の発明である。
その機能美のすべてがここにある。――福岡伸一氏(分子生物学者・青山学院大学教授)


実写だけが語る圧倒的な迫力と芸術性!

【特徴】
● 進化のデザインを精確に再現した意匠の巧緻
● CGにはない実写の迫力で自然界の実像に迫る
● 既刊本に17点の新規写真を追加した200点を収録
● 進化の痕跡を骨から追究した抜群に面白い解説
● さまざまな分野で活躍できる基本図書


【目次】

序言
はじめに
第1章 体の構造
第2章 種の誕生
第3章 誘惑と淘汰
第4章 進化の手直し
第5章 環境の力
第6章 進化の時間
付録


出版社特設ページ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Die-Go

40
図書館本。生物の進化を骨格の観点から見つめる。この本を読んでいると、我々人類の進化も、壮大な自然世界のなせる業であることを思い知らされる。骨格の美しさと言ったらない。★★★★☆2018/01/03

ともパパ

22
2011年発行の本書を買ってかなりの間積んであったが、ステイ・ホームということで思い立って読みはじめた。少しずつ読み進めてこのたび無事終了。世界各地の博物館に収蔵してある骨格標本の美しさを愛でる本ではあるが、学生時代の知識に毛が生えた程度であった進化の知見が高まったのでよかった。一番の衝撃は「動物のカテゴリーとして「魚」はもはや存在しない」、「シーラカンスはサケよりもウシに近い」という事実。相方に話したら首をかしげ、説明しても最後まで納得いかない顔をしていたが…。いやぁ~生物もおもしろいもんだ。2020/05/18

Sakie

15
贅沢して買ってしまった。黒い背景に、生物の骨格が白く浮かび上がってなんとも美しい。これは遠い昔から続く進化により到達した構造であり、しかし通過点に過ぎないのだ。『進化とは、何億世代にもわたって自然淘汰が容赦なく選び抜いてきた、突然変異の膨大な蓄積である』。写真と短めの生物学的解説がセットになっている。さて、脊椎動物、特にほ乳類の背骨はまず反らされていることがない。丸めるか、真っ直ぐまでで、それは内臓を守るためであり、身体の要に力を溜めるためだ。それが生物の摂理ということを頭において、今日の練習に向かう。2018/07/31

つちっち

10
黒の背景に、光を当て立体的になった白の骨格標本の写真と、解説文がボリューム的にも本格的な本でした。文章は〈骨〉より進化論や生物学全般の説明で、宗教の足枷があった進化論以前と以後との分類に対する変化なんかは興味深かったです。写真は不思議と骨格だけの方が躍動感を感じさせるものが多くありました。機能美とゆうことなんだろうけど、肉や毛のついた実物の動物より動く姿を想像できるのが感動的でした。哺乳類・爬虫類の違いはあっても滑空とゆう共通点のモモンガとトビトカゲの骨格が似ているのも当然なのだろうけどビックリ。2021/05/23

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

7
『授業で役立つブックトーク』 https://bookmeter.com/books/5540025 より備忘録。【家庭科 テーマ 骨・ホネ・ほね】ホネホネたんけんたい→ホネホネどうぶつえん→ホネホネ絵本→骨のやくわり→まんが驚異の小宇宙 人体③→骨から見る生物の進化→ちっちゃなちっちゃなものがたり2020/08/07

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