内容説明
本書はシステム生物学の夜明け前に、生命の誕生当時にさかのぼって単純な遺伝子の本質を考え、現存生物までの進化の道筋を宇宙船地球劇場の物語として展開した。
目次
第1部 生命の普遍性(宇宙と生命の誕生;生命を支える高分子;細胞構造と新陳代謝;遺伝情報;分子遺伝学の誕生)
第2部 生命の多様性(脊椎動物のしくみ;からだを守る;遺伝学の革命;生物進化と人類の文化)
著者等紹介
山岸秀夫[ヤマギシヒデオ]
1934年大阪市に生まれる。京都大学理学部卒、同大学院博士課程単位認定、退学、理学博士。大阪府立放射線中央研究所技術吏員、カナダ政府NRCフェロー、米国カーネギー財団フェローを経て、1969年より京都大学理学部生物物理学教室助手、講師、助教授、教授を勤め1998年停年退官、京都大学名誉教授。1998年より財団法人体質研究会主任研究員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。