感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とらぽん
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何年ぶりに再読したかと。楽しかったですよ。小学生の頃に読んだときは「ゆれる砂漠」という題はどういう意味だとか考えていたと思います。今ならわかりますが、1960年代に書かれていますから、著者も時代の影響を受けていたということでしょう。それから何十年後の今、紀元前後の北ユーラシア関係の本を読んでいて、匈奴とか前漢とか楼蘭とかスウェン・ヘディンとかの言葉に、まるで違和感が無いのは何故かと考えていたら、この本のおかげだと思いつきました。感情を動かす本は、深い影響を残すと改めて思いました。2014/06/29
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