出版社内容情報
山形の芋煮、青森の海鮮、秋田のキリタンポ鍋、そして仙台の牛タンや笹かま、盛岡の三大麺に、福島のお米。東北6県の代表的なおいしい食べ物をテーマとする6つのお話がぎゅっと詰まった1冊。
東日本大震災から10年を機に「みちのく童話賞」を立ち上げたメンバーが、生き生きとした人びとの温かさ、独特の自然の豊かさ、美しくておいしい空気など東北地方の魅力をあますことなく描く読み物シリーズ。東北の読者は郷土の魅力を見直すきっかけになるような、東北以外の読者は、東北に行ってみたい!と思えるような、心温まるアンソロジーです。
内容説明
山形の芋煮、青森の海鮮、秋田のキリタンポ鍋、仙台の牛タンや笹かまぼこ、盛岡の三大麺に、福島のお米。郷土の魅力を見直すきっかけになるような、東北に行ってみたい!と思えるような、東北6県を代表するおいしい食べ物にまつわる6つの物語。
著者等紹介
おしのともこ[オシノトモコ]
東京都出身。「アートのたからばこ」代表・日本児童文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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yumicomachi
3
読んでいてとてもお腹がすく一冊だった。野泉マヤ「はじめての芋煮会」は山形の芋煮、おおぎやなぎちか「チームじょっぱり」は青森の海鮮、井嶋敦子「戦うキリタンポ鍋」は秋田のなべっこ遠足でのキリタンポやだまこ、岩崎まさえ「おとなボタン」は宮城の牛タンや笹かまぼこ、ちばるりこ「冷麺 じゃじゃ麺 わんこそば」は岩手・盛岡の三大麺、吉田桃子「手のひらサイズのしあわせ」は福島のお米やいかにんじん。子どもたちが東北六県それぞれのおいしいものを食べることを通じて仲間に出会い、夢を持ち、成長していくさまが綴られたアンソロジー。2024/09/22
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