出版社内容情報
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時代も場所もまったく異なる文学作品たちをつなぐテーマは〈12か月〉――12か月のうちの〈1月〉をテーマに古今東西の小説・詩歌・随筆を集めたアンソロジー。四季をあじわい、あの作品といま同じ季節を生きるよろこびをつくる本。
シリーズ全12巻。
装丁:岡本洋平(岡本デザイン室)
【編者紹介】
西崎憲
翻訳家、作家、アンソロジスト。訳書にコッパード『郵便局と蛇』、『ヘミングウェイ短篇集』、『青と緑 ヴァージニア・ウルフ短篇集』など。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』、『蕃東国年代記』『未知の鳥類がやってくるまで』『全ロック史』『本の幽霊』など。フラワーしげる名義で歌集『ビットとデシベル』『世界学校』。電子書籍や音楽のレーベル〈惑星と口笛〉主宰。音楽家でもある。
内容説明
〈ひと月〉をテーマに古今東西の文学作品を集めた12か月のアンソロジー。
著者等紹介
西崎憲[ニシザキケン]
翻訳家、作家、アンソロジスト。著書に第十四回ファンタジーノベル大賞受賞作『世界の果ての庭』など。フラワーしげる名義で歌集『ビットとデシベル』『世界学校』。電子書籍や音楽のレーベル〈惑星と口笛〉主宰。音楽家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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paluko
6
日本の作品で一月というとやはり「お正月」。手持ちもないのに屠蘇機嫌で遊郭に繰り込む『初春米搗き男』、元旦を機に禁酒の誓いを立てた筈が、年始の挨拶に回った先で…という『一年の計』、戦時下にあっても晩酌は忘れられない『一本七勺』と紙面に漂う酒の香に食傷気味になったところに、日本酒と米の飯ほど嫌いなものは無い、という不思議な日本人の身の上が語られる『一月一日』で冷水を浴びせられる心地よさ!向田邦子『兎と亀』でアマゾンでの飛行機の墜落事故が語られているが、四年後に当人が飛行機事故で亡くなっている暗合に慄然とする。2026/01/07
氷沼
1
タイトル通り、1月に題をとった作品を集めた、総勢27名の作家達によるアンソロジー。チェーホフ、ボルヘスら、海外の作家の作品も収録されている。大御所作家ばかりなので、どれも作品の質は高いが、自分みたいな人間には内田百閒「一本七勺」、渡辺温「嘘」、稲垣足穂「第三半球物語」ボルヘス「エマ・スンス」辺りがやはり好みだ。石垣りん「女湯」は、初耳の作家だし小説ではなく詩だけど、『濃い何か』があって強烈に印象に残った。 ただ、随筆が多く収められており、小説を読みたかった自分としては少し物足りなさを覚えた。2026/01/09




