出版社内容情報
戦前日本の先鋭な写真雑誌『光画』を舞台にして牽引された新興写真運動を、同じく希少な雑誌『新興写真研究』などと共に検証する。戦前日本の先鋭な写真雑誌『光画』を舞台にして野島康三、木村伊兵衛、中山岩太らが牽引した近代的な写真芸術運動「新興写真」の世界を、同じく希少な雑誌『新興写真研究』などと共に検証する画期的なカタログ。初紹介作多数。幻の雑誌『新興写真研究』全3号を原寸で完全収録!
序
第1章 同時代の海外の動き
第2章 新興写真
第3章 新興写真のその後
第4章 『新興写真研究』全巻収録
新興写真とはなんだったのか 藤村里美
視覚文化史における『光画』とその周辺 その領域横断性の意義 谷口英理
作家解説
掲載作品リスト
論文英訳
東京都写真美術館[ トウキョウトシャシンビジュツカン ]
編集
内容説明
戦前日本にあって、「写真にしかできない表現」を求め前衛芸術の世界を彗星のように駆け抜けた新興写真運動―その幻のごとき作品世界を『光画』と『新興写真研究』という二大雑誌を中心にして振り返る画期的写真集。『新興写真研究』奇跡の全巻収録!
目次
第1章 同時代の海外の動き―ノイエ・フォトグラフィー、ニュー・フォトグラフィー
第2章 新興写真
第3章 新興写真のその後
第4章 『新興写真研究』全巻収録