出版社内容情報
1936年、1937年はわずか2年の歴史だが、きわめて重要な時期の2年である。二.二六事件、スペインの内乱、スターリンの粛清等、第二次大戦の足音が聞こえる。
【著者紹介】
明治34年東京生まれ。旧制五校、京帝大哲学科卒。昭和12年から「世界史話大成」「世界興廃大戦史」などの大著に取り組む。戦後著書はGHQに没収され一時公職を追放される。間もなく地球主義、未来学という概念を提唱。「ロシア大革命史」「未来学原論」などの大著を刊行。山中湖村に隠棲しつつも戦後の外交に隠然たる影響を与えた。
内容説明
GHQが没収した仲小路彰の世界戦史。大戦はなぜ勃発したか、その真実に迫る!当時の陰謀渦巻く複雑怪奇な情勢…。
目次
二・二六事件前後
ラインランド進駐
人民戰線の激化
國際聯盟の没落
二・二六事件の判決
支那抗日侮日の深刻化
スペイン革命の勃發
オリムピツク大會
トロツキスト問題の公判
排日テロ事件の續出〔ほか〕
著者等紹介
仲小路彰[ナカショウジアキラ]
明治34年東京生まれ。父、廉(第3次桂・寺内両内閣の農商務大臣)の次男。大正6年第五高等学校入学、大正13年、東京帝国大学文学部哲学科卒。大正11年東京帝大在学中に、長編戯曲「砂漠の光」を新光社より刊行。昭和16年(財)日本世界文化復興会(終戦後、文化建設会と改称)を設立。昭和21年渋沢敬三・川添浩史等と(財)文化建設会の地球文化研究所設立。昭和22年恒久平和確立のため地球主義(グローバリズム)を提唱。昭和59年9月1日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 自然科学ハンドブック 化石図鑑
-
- 和書
- 国民リーダー大隈重信