起業家の勇気―USEN宇野康秀とベンチャーの興亡

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起業家の勇気―USEN宇野康秀とベンチャーの興亡

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163910826
  • NDC分類 335.35
  • Cコード C0095

内容説明

“ヒルズ族の兄貴分”と呼ばれた男が見た「天国と地獄」。

目次

有線の鬼
カネの力
大阪戦争
江副浩正とリクルートの時代
お前より優秀な奴を採用しろ
インテリジェンス創業
新入社員、藤田晋
父、元忠の最期
血染めのわら人形
三木谷、堀江、村上 躍動す
孫正義の空手形
社長追放

著者等紹介

児玉博[コダマヒロシ]
1959年生まれ。大学卒業後、フリーランスとして取材、執筆活動を行う。月刊「文藝春秋」や「日経ビジネス」などで発表する企業や官庁のインサイドレポートに定評がある。2016年、第47回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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3
USENのケーブルインフラを生かした日本初のブロードバンドサービスはヤフーのADSLモデ無料配布にしてやられ、日本初の本格的動画配信サービスGYAOは黒船YOUTUBEやアマゾンにしてやられと、少し状況が違っていたら今や社会インフラ会社になっていたかもしれないUSEN。それでも這い上がってくる宇野社長は何とも言えない凄みがある。いくら息子と言え違法状態で営業している会社を引き継ぐ覚悟は尋常じゃないよな。面白かった。2023/06/07

アキ

3
企業を上場させたいと志す経営者が山のようにいる中で、わずか10~20年の間に3社も企業を上場させた宇野氏の功績は尊敬に値する。その道のりは決して順風満帆ではなく、いくつもの困難に直面するも、それでも歩みを止めなかった。それを可能にしたのは宇野氏の人柄、粘り強さ、構想力、そして冷めない情熱である。2023/05/28

Kyo-to-read

2
本書を読んで、宇野康秀さんの人物像を誤解していたことに気づいた。もちろん、本書で出ている姿が全てはないだろうと思うが、宇野さんと言えばヒルズ族の一人といったイメージをこれまで持っていたものの、USENも含めていい意味で泥臭い一面もあるということを知る事が出来た。ただ、本書は半分以上はお父さんの話であり、それはそれで面白いものの、宇野さん自身の人物の掘り下げという意味では若干物足りないところもあり、少しエンタメ側により過ぎている内容だったという印象。U-NEXT設立のストーリーなんかも少し読みたかった。2023/09/03

ちきゅう

2
宇野さんの名前は聞いたことあるが良くは知らない人という印象で読んだが、情熱を持ってビジネスに向き合う姿が感じられ一層に興味を増した。2023/07/01

ショーン. H

2
宇野さんの半生を綴った本。 始まりは父・元忠さんの大阪有線の話からUSEN売却までをカバー。 ソフトバンクなど宇野さん創業のインテリジェンスと似たタイミング創業の企業から、関わりのあったリクルートの江副さんについての知識など幅広く得ることができた。そのあたりの本も次の機会に読んでみよう。 本を通して、宇野さんの人生を見ると、まるで英雄の伝記かのような波乱万丈の人生ということに驚いた。 時流に乗りつつ、持ち前の粘り強さはじめとした才覚でのし上がっていく… 仕事へのモチベーションを注入してもらえる作品だった。2023/04/23

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