感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
7
「ウタ・カタリは、その始源を巫者の神口・神語りに求め得るものであり、呪言・呪詞に見出だされるものであった。このウタおよびカタリの語源は、臼田甚五郎氏によれば、ウタが打つの再活用「うたふ」のうたを意味し、カタリが「搗つ」 の再活用の「かたる」のかたりを意味し、いずれもその言霊がはたらいて相手の魂を打つことの機能を有するという。神自らのことば、神自らの語りが…心に深く働くことは当然と言える。すなわち、前者のウタは…短詞章によって人々に強く働きかけ、後者のカタリは…長詞章によって、聞き手の心をゆっくりと打つ」2019/05/06
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