出版社内容情報
新元号を記念して緊急出版。「令和」の出典である「梅花の宴」の序文、代表歌１０首をはじめとした万葉集の名歌のなぞりがきができる唯一の本。
角川文庫の『ビギナーズ・クラシックス日本の古典 万葉集』の監修者である坂口由美子先生が、背景と内容をやさしく解説しているので
元号のゆわれや意味、感性に自然と親しむことができます。
本の後半は、角川ソフィア文庫『ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 万葉集』に収録されている約140首から、
「東（ひんがし）の 野にかぎろひの 立つ 見えて かへり見すれば 月かたぶきぬ」（柿本人麻呂）ほか、馴染みのある和歌を
60首選び、各１ページで構成。同文庫の監修者でもある本書の監修者、坂口由美子先生が選出
また、万葉かなに挑戦するなぞり書きや、なぞり書きでの色紙、短冊、扇面などのページも掲載。
目次
第１章 梅花の宴（梅花の宴 序文；正月立ち春の来らば（八一五）
梅の花今咲けるごと（八一六）
春さればまづ咲くやどの（八一八）
青柳梅との花を（八二一） ほか）
第２章 名歌六十四首（三輪山をしかも隠すか（一八）
あかねさす紫野行き（二〇）
紫草のにほへる妹を（二一）
春過ぎて夏来るらし（二八）
東の野にかぎろひの（四八） ほか）
著者等紹介
坂口由美子［サカグチユミコ］
学習院大学大学院修士課程修了。平安文学専攻。元、学習院女子中・高等科教諭
尾〓洋子［オザキヨウコ］
故相沢六風・日比野光鳳に師事。水穂会総務、読売書法会理事（かな）審査員。神奈川３０人展メンバー、読売カルチャー等にて講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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