内容説明
社会学に新風を吹き込む、思索と実践への誘い。大学学部学生向けの入門書。社会学的な「視点」の面白さ、奥深さを実感してもらうことを目指している。各章のコラムでは、その章に関連する今日的なトピックや、やや高度な論点が紹介されているほか、保育士、市民団体職員、アーティストといった人々が活き活きとした文章を寄せている。
目次
第1部 社会を読み解く―社会学的思考(「自己」を読み解く―相互行為・後期近代社会・アイディティティ;「家族」を読み解く―親たちへの批判的なまなざしを問い直す ほか)
第2部 社会を調べる―社会学的調査(数字で社会学する―量的調査と計量分析;ライフストーリーインタビューで社会学する―人生の物語を聞き取る ほか)
第3部 社会を動かす/社会とつながる―社会学と実践(社会学で社会を動かす―社会学の実践について考える;市民運動・社会運動とつながる―社会学から見えてくること ほか)
第4部 社会が変わる―社会学と高度近代(「社会」が変わる―近代社会の論理とその変容;「空間」が変わる―グローバル都市/地方都市における「ジモトらしさ」のゆくえ ほか)
著者等紹介
塩原良和[シオバラヨシカズ]
慶應義塾大学法学部准教授。1973年埼玉県生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。日本学術振興会海外特別研究員(シドニー大学客員研究員)、東京外国語大学外国語学部准教授等を経て現職。専攻は社会学・社会変動論、多文化主義研究、オーストラリア社会研究
竹ノ下弘久[タケノシタヒロヒサ]
静岡大学人文学部准教授。1971年長崎県生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。社会学修士。日本学術振興会特別研究員等を経て、現職。専攻は、社会階層論、国際社会学、比較社会学、計量社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
だいすけ
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