内容説明
「地の塩」であれと説く司祭と共に立ち上がった社会人信徒らの、40年に及ぶ苦闘の軌跡をトレースし、未来に果たすべき新たな役割を探る。
目次
1 第1の一〇年 「働くこと」と「安全保障」の姿を求めて(一九六三~七二)―カオスの渦中に普遍の指針を掲げた
2 第2の一〇年 価値観転換への奔流と平和への合意形成(一九七三~八二)―社会教説に汲み取る「実践の糧」
3 第3の一〇年 右肩上がりの繁栄期に問われた私たちの信仰(一九八三~九二)―教皇訪日の受肉に向けた努力と成果
4 第4の一〇年 ポスト「冷戦後」の世界に掲げる普遍の指標(一九九三~二〇〇二)―「文明の衝突」を克服し「共生の世紀」を築くために
5 地域社研の四〇年
6 共に働く司祭の励まし