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戦争体験の社会学―「兵士」という文体

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  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335551086
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C3036

内容説明

無名兵士による戦争体験記、作家による戦争文学、戦地からの軍事郵便や陣中日記に表現された「戦争」。近代日本において、戦争がどのように「体験」されていったかを跡づける、歴史社会学の挑戦。

目次

はじめに 「兵士」という文体―「戦争」と「書くこと」
序章 「戦争体験」の社会学―「文体」において「戦争体験」を語る意味
第1章 「総力戦」と「戦争体験」
第2章 「敗戦」と「戦争体験」
第3章 「戦後」と「戦争体験」
終章 「戦争体験」の現在―「戦争体験記」と「戦争の記憶」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
森鴎外が書いた詞から、売ることのできない証言へ、戦争の形態や社会状況によって変遷する「書くこと」を追っている。あとがきに「本書は(第三節のもとになった論文の)膨大な註だった」とあったけど、その第三章第三節の『不戦の誓い』の話が一番印象深かった。まだまだ勉強が足りなくて理解できない部分もあったけど、他のいろいろな本を読んでから、もう一度読んでみたい。2012/09/08

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