内容説明
環境経営のヒントが満載!2002年、群馬県赤城山の南面に、後に世界中から注目を集める工場が誕生した。カーエアコン用コンプレッサーで世界シェア25%のサンデン(現・サンデンホールディングス)が造ったサンデンフォレストである。「環境と産業の矛盾なき共存」をコンセプトに、荒廃していた広大な森林を切り開き、環境に留意した先端的な生産施設を築くとともに、2つのビオトープを中心に森林を整備。サンデンフォレストが生まれた道のりと、国内外から数多くの受賞・評価を獲得した真髄を描き出した。
目次
第1章 時代を先取りした生産施設が誕生したわけ(環境経営のトップランナー;原点を探る ほか)
第2章 誕生までの道程(苦難の道のり;追い風となった米国「成層圏保護賞」 ほか)
第3章 活用と評価(誕生1年の評価;サンデンファシリティ ほか)
第4章 C・W・ニコルVS牛久保雅美(二人の邂逅からすべてが始まった;「環境を大切にした工場こそが、経営もうまくいく」 ほか)
著者等紹介
磯尚義[イソタカヨシ]
1966年群馬県出身。京都大学文学部卒業後、出版社などを経て2004年からフリーランスライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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