内容説明
先の参院選で、日本共産党が８２０万票をも獲得したのは何故か！世界でまったく存在感を示せない日本。景気低迷から脱出できない日本。安保を楯ににアメリカの基地を強いられる日本。この閉塞状況に、根本から風穴を開け、日本をより日本たらしめるための日本国万民の期待に応える、日本共産党の新メッセージ。
目次
夢を持てる国、日本
第１章 日本共産党はいま、日本資本主義の改革をめざす（日本共産党の素顔を見てください；日本共産党への信頼；共産党アレルギーの虚と実；象徴天皇制と日本共産党に矛盾はない；資本主義の枠内で改革を進める）
第２章 日本の主権をアメリカから取り戻す（日本の自立は「安保廃棄」の瞬間から；アメリカ依存症から抜け出す方法；憲法を粗末にする国は世界の信頼を得られない；戦闘に参加しない国際貢献の道）
第３章 自民党政治の根本的あやまりを正す（緊急なのは日本経済の壮大なムダをなくすこと；食糧自給率に関心を持たない国が、二十一世紀の世界を生きてゆけるか；日本農業を衰退させると山河が荒廃する；荒れはてた日本の教育、このままでいいのか；効率主義が押しつぶした教育の再生）
終章 この国をつくり変える意志と目標を持つ（なりゆきまかせの政治はもうおしまいに；地方が頑張らないと日本の未来はない）
日本が大好きです
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
脳疣沼
3
井上ひさしが右翼みたいなこと言ってる。違うのは憲法9条が大好きだという点なのだが、そこだけ明らかに浮いている。不破哲三は少子化対策などでさすがだと思われる分析もあるが、在日米軍がいなくなればその分、日本の防衛予算も減らせるとか意味不明なことを言っている。対して、井上ひさしが、スイスやスウェーデンという重武装国家を平和国家だとして礼賛しているのがなんとも言えない。自主防衛なら負担は増えるのである。不破の極め付けは、もし万が一日本が攻められることがあれば、”緊急に”軍事力をもつのだそうである。意味不明である。2016/10/23
それん君
2
ボローニャの地域主義『ボローニャ紀行』の参考として部分読み。2017/11/22
オランジーナ＠
1
日本農業新聞は農協を、批判できないって言ってるけど赤旗も共産党批判できないじゃんって思った。まあ、機関紙だから当然だけど。後は民主集中制もやっぱりだめですね。党首が、国政選挙で惨敗しても何10年も変わらないってのは世間一般からすれば異常ですよ。2022/05/29
rikoyy
0
井上ひさしさんの義父、米原いたるさんが図らずも不破さんと一緒に中国、ベトナム、北朝鮮と訪問していた時の逸話。また不破さんの父、上田庄三郎さんの教師時代の話。そういう個人的な話から日本の、世界の政治へと話が広がっていくところが10年以上経った今読んでも面白かった。2011/05/27
そのげる
0
共産党は戦前はソ連から共産党員の人数分の補助金をもらっていた。 赤旗を広げていた。でも水増し請求していた（5万人）なのでなぜいつまでたっても打倒天皇をしかないのか不思議がられていた。2009/09/27
